配信ありがとうございます。

『統一協会問題の闇』を読み進めています。合同結婚式のくだりが印象深いものです。
これが話題になったおよそ３０年前当時、私は中学校進級前後でそんなに知識があった訳ではありませんでした。そもそも毎日ワイドショーをチェックできる時間に帰っていませんでした。
ずっと上っ面しか分かっていなかったんだなと同書を読み、不明を恥じました。私にとっても「空白の３０年」だったかもしれません。
よしりん先生は『どとーの愛』の終盤で、この合同結婚式をおちょくってましたが、それもようやく理解できました。「だから不細工な旦那も拒否できないのか」といった具合です。
『どとーの愛』を読んだのは徳間文庫での復刊時で、中学３年の時です。ということは２８年かけてこのギャグを理解したことになる……、これは「空白の３０年弱」になりましょうか。
しかし先生、身内に「集金奴隷」がいながらもこんなギャグを描かずにいられないというのは、マンガ家の性、業の深さを感じる一挿話だと思います。
読了までもう少し、あるいはまた最初から読み直すかもしれません。

奈良にいけないのがもどかしゅうございます。皆様どうかご無事で。