希蝶 のコメント

 本当にぎりぎり…というか、間に合ったかな・
〇 ゴーマニズム宣言・第490回「ウクライナ戦争1年で証明されたこと」
 私は言語の問題はかなり大きいと思っていました。むかし、国語の教材だか、道徳だったか忘れたのですが、金田一京助さん(耕助ぢゃないですよ)が、アイヌ語を研究するために、アイヌの集落へ行って、「何?」を意味する言葉を得るまで苦労したけれども、そのあとは、集落の人と意思伝達でき、仲良くなった、という話を習ったことがあります。聖書のバベルの塔の話も、君主の無理無体な命令の結果、人心が分離してしまった、という例なのでしょう。、

 しかし、外圧は、言語の壁を乗り越えるものなのかな、と今回の記事で考えました。以前、ユーゴスラヴィアの紛争で、クロアティアのセルビア人居住区の話を聞き、「分離独立させてあげればいいじゃないの?」と思ったものですが、かりに彼らがセルビアの支配を受けたとしても、異邦人扱いされたのでは、という想像もします。現在のウクライナのロシア人分離独立の問題なども、それと似ているのかな?(さらに言えば、モルドヴァあたりのい「沿ドニエストル共和国」とか、キプロスの「北キプロス」問題とかも)。

 それにしても、独裁者に限らず、政治家の演説はどこも似たり寄ったりなのでしょう。校長先生の朝礼の話のようです。アメリカの大統領の中にも、長い演説の結果、肺炎を起こして死んでしまったかたがおられるようですが、空虚な理念、あるいは自分の思い込みを語っても、それが死んだ言葉だったり、現状をみていないものは何の効果も得ないのかな、とも思いました。
 自分も死んだ言葉は語りたくないです。理想とともに、生きた思いを語りたいです(ちょっときどってみました…(^_^;))

〇 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第284回「日本と海外、ワクチン薬害へのアクションの違い」
 私が無智で不勉強なだけなのでしょうが、今回の最初の言葉、非常に分かりやすいです…(^_^;)
 つまり、免疫細胞が敵対するものを勘違いし、正常な、安全なものを誤認して、かえって疾病を招く、ということですね。何だか、コロナウイルスの危険性を煽るマスコミや専門家を支持し、インフルエンザとの比較やサージカルマスクの話をすると、「デマを言うな」と反撥する大多数の反応と似ているような感じです。

 山路徹という人の名前は知らなかったです(汗)。調べたら、テレ朝関係の人みたいですね。そこからも現状に対する奇妙さを指摘する声があがっているのに、なぜ誰もがコロナの話を正反対に受け止めるのか、不思議でなりません。そうでない人にしても、ディープステートとか、Qアノンとか、どう考えてもショッカーめいた話になるのか…仮面ライダーの敵組織にしたところで、もっと考えられた複雜な内幕があるように思うのですが…。
 そもそも、あんな悪人顔をした悪役は存在しません。「凡庸な悪」、サラリーマンのように、仕事をこなしているだけなのではないか。石ノ森章太郎先生のゴレンジャーの漫画にも、アオレンヂャーの友人が就職のつもりで黒十字団に加盟する話が描かれていましたが。善悪とはそういうものなのではないか、そして、組織とはそんなものでは、と思うのです。
 ただし、そういうものの中でも、やはり上位の価値基準はある、この方がよりよくなるのでは、というものはある、と私は思います。「光もあれば影もある」という思想と、「価値相対主義」との間には一線を引くべきだろう、と。

 こんな感じです。
 それでは次号を期待します。その際に、今号の愛子天皇論のことも。

No.119 20ヶ月前

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