現在発売中のFLASHの『よしりん辻説法』と、先日のちぇぶさんのブログ（身をたてるということと学歴）を読んで、少しモヤモヤ～っとしております。
その「モヤモヤ」を自分の心の中に留めておいた方が良いのかどうか非常に迷いましたが、迷うくらいなら迷わず書けよ、書けば分かるさ、と猪木さんの声が聞こえてきたような気がしたので書きます。

近年、日本の中高年男性の「生涯未婚率」の異常な高さが指摘されており、その原因を探って行くと「経済（格差）」に突き当たります。これは私見ではなく、週刊東洋経済やNHKの調査で明らかになっております。
週刊東洋経済が６年前に特集を組んでおりますが、事態は更に悪化している状況です。
https://str.toyokeizai.net/magazine/toyo/20160509/

資料の子細等は割愛させて頂きますが、要約すると『日本人男性の婚姻率や交際相手の有無は、収入に比例している』という厳然たる事実が浮かび上がって来ます。
「愛」が足りないのではなく「男のカネ」が足りないのです。
もちろん、小林先生はその辺りを踏まえられた上で、解決策を辻説法で描かれたとは思いますが……。

政府が「子育て予算」を倍増させても、非合理的な格差を放置し続ける限り、子供の数は増えません。
『消費税』も、日本に於いては「逆再分配」を推進している悪税です。間接税の基本理念は否定しませんが、運用のあり方を大幅に見直さなければ非合理的な格差を助長し、結果的に少子化も加速します。見直さないのであれば廃止するのが望ましいです。

少子化が進んで日本人がいなくなってしまえば、皇室も消滅してしまう訳で……『皇位の安定継承』と『経済問題』は、別問題のように見えて、どこかで繋がっていると思うのですが。。。