うさぎのひとりごと

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　天皇陛下は究極の価値であって、その下にある諸価値を実現するための手段ではない。

　人間がいなければ価値もないというのは、つまり、民がいなければ天皇もないということ。

　天皇だけがいて民がいない世界は空虚であるし、民だけがいて天皇がいない世界は不毛である。

　天皇が究極の価値であるとは、どういうことか。

　あなたが、この国の人と民が、健やかで、強く、光り輝くものであれ、と強く願い、行動するとき、

　天皇は、その願いと行動力の源泉である。

　あなたは、この状況において「具体的に」これこれをなさなければならないという考えを持つ。

　それが本当に究極的価値の御心に適っているかどうかは、賭けになる。

　自分の行動が、お天道様の心に適っているかどうかという不安にかられたら、

　毎朝、お天道様を拝んで、その光を目の奧に沁み通らせるといいでしょう。

　お天道様は絶対的に正しく、それを曇らせているのは人間である。

　私たち民による、誤った行いによって、私たちの太陽には濁った雲が覆いかぶさっている。

　その濁った雲を取り除くために、

　しぶとく、辛抱強く、ときに正々堂々と、ときにずる賢く、私たちに出来ることをする。

　私たちには、お天道様の光を、この世にいきわたらせる、使命がある。

　しぶとく、私たちに出来ることをする。

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