倉持師範の「論座」への寄稿文、前回の「クソすば」のK議員への反論として読みました♪
　リベラル勢力は9条を守る〜云々言っているが、結局のところ、その価値を自ら無力化してることに全く気づいていない！過去の政府答弁を見てみても、「最小限度の実力行使(解釈次第)」「敵基地攻撃(解釈次第)」「核の保有、使用(解釈次第)」すら現憲法で可能だというのはもう厳然たる事実なのに、その現実すら見ようとしない。福島瑞穂が「9条は最早戦争条項になった」というのは正しいではないか。結局、憲法でこれらの「暴力装置」を抑止、統制してきたのではなく、時の政府の解釈で抑止してきただけの話であって、今、日本は「侵略」すら解釈で出来てしまう事になる。いくら右の改憲勢力が「敵基地攻撃能力」を「反撃能力」と幼稚な書き換えをしたところで、倉持師範の言うとおり、右も左も9条の立憲的統制力を無力化する事に加担している点で立派な共犯関係である。こうした権力による主権の「横取り」を防ぐには、憲法改正しかないが、その主権の使い方を知らない国民をどうやって啓蒙していくか？そこも問題なのだと感じました。