「よしりん辻説法」「ゴーマニズム宣言」を読んだ！
　エマニュエル•トッドのように何でもかんでも人口で語れるとは思わないが、確実に語れるのは「国の活力」ですよね。「性に対しておおらか」は決して不純ではないし、仏のようにセックスに対する罪悪感が無いのも程度の差こそあれ、健全だと思う(自慰の方が罪悪感あるぞ)。若者にコンドームやピルを与える事が、日本ではセックスを奨励してるような感覚なのかもしれない。でも、それは違っていて、自分達でしっかりやりなさい、自由と引き換えに責任は持ちなさい、という厳しさであると思う。俺は高校生の時、自ら、財布にいつもコンドームを忍ばせていたぞ！(威張るな！)そしてコマ割りの妙というのか、最後のページを開く前に、そんな素晴らしいアムールの国フランスならではの欠点？を5分位、真剣に考えてしまいました。実に巧妙な読ませ方ですね♪最終ページを開き、答え合わせをしたら…あっ！しまった！と思わされる結末でした♪

　今回の「ゴー宣」もとても勉強になりました♪NATOの東進の理由をこれだけわかりやすく解説してくれる媒体は他にありません。そしてフィンランドのメディアリテラシー教育や、つねに自分達の国がどういう歴史を抱え、今、どんな立場にあるのか？紆余曲折ありながらも主権を発動させ、国を動かしている事に考えさせられる。日本はよく言う「お花畑」に加えて、お上やエリートに操縦を任せっきり、おまけに他国のカルトに侵略をやすやすと許してしまうお国柄。そのエリート知識人に対するゴーマンのかまし方が今回は特に強烈で良かったです♪これで目が覚めないようなら、「知識人やめるか、人間やめるか？」のどちらかにして欲しいものです！
　最後にP64欄外のテレビ、マスコミ、ネット、どれに没頭してもダメだという言葉が響きました。そして、ひとつの事を考える時もシリアスになり過ぎず、ユーモアも大事なんだと、「辻説法」の答え合わせで思い知らされました♪