ライジング感想です。 〇 ゴーマニズム宣言・第479回「鈴木宗男の呆れた北方領土発言」 確かに戦争に敗退し、失われた領土は容易には帰っては来ないものですが、だからといって、勝者の言い分を鵜呑みにし、そのプロパガンダを伝達する役になってはいけないでしょう。鈴木宗男という人の主張こそ、奴隷根性丸出しだな、不快だなという感じあしました。 私は「我々の決定する諸小島」という表現にもむかつきます。決定するって、何様なんだ、諸小島って、どんだけの大きさなんだ、とか。「小さくても我が家」とかいうふうに思ったら、ばかにされてるような気がします。「ドラえもん」にも、のび太が海底火山ゐ噴火させて、のび太ランドをつくる話があるのだから。 かつて「狭い日本、そんなに急いでどこへゆく」というキャッチフレーズがありましたが、狭く立っていいじゃないですが、広くても、民族紛争とかがあってまとまっていない国も、多々あるわけですし。 こんなところなのですが、参考までに細かいことをあげてみます。また物知りしますが、ご容赦を(ご存じのかたは読み飛ばして下さい)。 ロシヤが敗退し、ゼレンスキー大統領の主張通りになった場合、今度はドイツがポーランドに「ダンツィヒやシュレジエンなど、かつてのプロイセン領域を返還せよ」という話が浮上しそうな気はします。先のコメントで、「ブリキの太鼓」という映画のタイトルをあげましたが。詳しく記すと長くなるので、省きます。 勿論、ロシヤの侵掠は断罪されるべきです。ロシヤ領のカリーニングラード、かつてのケーニヒスブルクはドイツの飛び地として、返還されるのが当然でしょう(興味のあるかたは、どちらも地図で確認してみて下さい)。 〇 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第273回「『男は外、女は内』は日本の理想であるべきか?」 かつて「男性は官庁につとめるのが一番だ、給料が安定しているから」という主張がありました。またまた個人的なことを述べるのですが、実は親からそう言われてきたのです。しかし、役所の仕事に魅力を感じず、また「お前は融通がきかないから、決まった仕事しかできないだろう」とも言われた自分は、本を読んだり、歴史のことを調べるのが好きだったりもしたので、その生き方に非常に反撥しました(図書館司書がいい、という言われ方もしましたが)。 「女性の理想の人生」といいう箇所がありましたが、上記のことを思い出しました。ともに、子供に苦労をさせないようにという親心ではあるのだけれども、それに従うのも逆らうのも子の自由であり、だからこそ、このコロナ騒動で、マスクをせい、とか、自粛だ、ワクチンだ、と言われたりするのに抵抗感を覚えるのです。渡辺美里さんの「マイレヴォリューション」で、「自分だけの生き方、誰にも決められない」というフレーズがありましたが、その通りなのではないか、世間などに縛られず、今こそ「マイレヴォリューション」を思い出すべきではないか、と。 勿論、現代の風潮は、マイレヴォリューションではなく、生活のため、家計のためであるのも分かるのですが。そのため、仕事を失ってはいけない、だから周囲に同調しないといけないのだ。でも、と言っておきます。「舟に刻みて剣を求む」という故事成語があるのですが、舟はいつまでも同じところをただよっているわけではない、と思います。「故きを温ねて新しきを知る」も大事ですが、修正しないといけない箇所はその時代にあったものにしないといけない。いつまでも過去のノスタルジーに浸ってはいけない。皇位継承問題も同じでしょう。 こういう感想でも宜しいでしょうか? 私からも韓国の事故の犠牲者のご冥福をお祈りいたします。
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ライジング感想です。
〇 ゴーマニズム宣言・第479回「鈴木宗男の呆れた北方領土発言」
確かに戦争に敗退し、失われた領土は容易には帰っては来ないものですが、だからといって、勝者の言い分を鵜呑みにし、そのプロパガンダを伝達する役になってはいけないでしょう。鈴木宗男という人の主張こそ、奴隷根性丸出しだな、不快だなという感じあしました。
私は「我々の決定する諸小島」という表現にもむかつきます。決定するって、何様なんだ、諸小島って、どんだけの大きさなんだ、とか。「小さくても我が家」とかいうふうに思ったら、ばかにされてるような気がします。「ドラえもん」にも、のび太が海底火山ゐ噴火させて、のび太ランドをつくる話があるのだから。
かつて「狭い日本、そんなに急いでどこへゆく」というキャッチフレーズがありましたが、狭く立っていいじゃないですが、広くても、民族紛争とかがあってまとまっていない国も、多々あるわけですし。
こんなところなのですが、参考までに細かいことをあげてみます。また物知りしますが、ご容赦を(ご存じのかたは読み飛ばして下さい)。
ロシヤが敗退し、ゼレンスキー大統領の主張通りになった場合、今度はドイツがポーランドに「ダンツィヒやシュレジエンなど、かつてのプロイセン領域を返還せよ」という話が浮上しそうな気はします。先のコメントで、「ブリキの太鼓」という映画のタイトルをあげましたが。詳しく記すと長くなるので、省きます。
勿論、ロシヤの侵掠は断罪されるべきです。ロシヤ領のカリーニングラード、かつてのケーニヒスブルクはドイツの飛び地として、返還されるのが当然でしょう(興味のあるかたは、どちらも地図で確認してみて下さい)。
〇 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第273回「『男は外、女は内』は日本の理想であるべきか?」
かつて「男性は官庁につとめるのが一番だ、給料が安定しているから」という主張がありました。またまた個人的なことを述べるのですが、実は親からそう言われてきたのです。しかし、役所の仕事に魅力を感じず、また「お前は融通がきかないから、決まった仕事しかできないだろう」とも言われた自分は、本を読んだり、歴史のことを調べるのが好きだったりもしたので、その生き方に非常に反撥しました(図書館司書がいい、という言われ方もしましたが)。
「女性の理想の人生」といいう箇所がありましたが、上記のことを思い出しました。ともに、子供に苦労をさせないようにという親心ではあるのだけれども、それに従うのも逆らうのも子の自由であり、だからこそ、このコロナ騒動で、マスクをせい、とか、自粛だ、ワクチンだ、と言われたりするのに抵抗感を覚えるのです。渡辺美里さんの「マイレヴォリューション」で、「自分だけの生き方、誰にも決められない」というフレーズがありましたが、その通りなのではないか、世間などに縛られず、今こそ「マイレヴォリューション」を思い出すべきではないか、と。
勿論、現代の風潮は、マイレヴォリューションではなく、生活のため、家計のためであるのも分かるのですが。そのため、仕事を失ってはいけない、だから周囲に同調しないといけないのだ。でも、と言っておきます。「舟に刻みて剣を求む」という故事成語があるのですが、舟はいつまでも同じところをただよっているわけではない、と思います。「故きを温ねて新しきを知る」も大事ですが、修正しないといけない箇所はその時代にあったものにしないといけない。いつまでも過去のノスタルジーに浸ってはいけない。皇位継承問題も同じでしょう。
こういう感想でも宜しいでしょうか?
私からも韓国の事故の犠牲者のご冥福をお祈りいたします。