くりんぐ のコメント

こんばんは。

昭和残像さんはクリニック経営者。おそらくご自身の稼ぎだけで余裕のある暮らしが可能だったのでしょう。
恵まれた環境ゆえに、見えないものもあったのではないか、と思います。

高度経済成長期のような、夫一人の稼ぎだけで妻子を養える時代の夫の中には、家事・育児・介護を担う妻を軽んじ、妻が何か言えば「誰のおかげで生活出来ると思ってるんだ」と稼ぎのよさを盾にして妻にモラルハラスメントを繰り返し、仕事を言い訳に、育児や介護を拒否する人もいました。
多くの人は、自分がモラハラをしてる自覚はありません。

そうやって妻や子に酷い仕打ちを繰り返してきた結果、リストラに遭ったり、左遷されて高給取りではなくなったり、定年を迎えたとき、今度は今まで苦しめられてきた妻や子供からのリストラにあって、独り寂しく余生を過ごすことになる方もいたのです。


夫が優しく、妻を対等なパートナーとして尊重する方であっても、突然の事故や病気で亡くなったり、働けなくなる可能性は十分あります。
そのせいで家計が苦しくなった場合、国も地方自治体も、満足に補償してはくれません。
老後のための年金も、現状では満足に暮らせるだけ貰えるかどうか、怪しいところです。
経済は人の命です。
お金があってこそ、人は余裕を持って暮らすことが出来ます。
女性が働くことは、最低限のセーフティネットに繋がることでもあるのです。

「女性は子を産めるから凄い」というのは、様々な事情で子を産むことが叶わなかった女性を侮辱しているように感じました。
子を産んでも親としてどうしようもない方もいますから。

No.332 18ヶ月前

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