今から書くことは非常に長いし、ゴー宣読者を怒らせる可能性も高いので、読み飛ばしてください。 削除要請があればすぐに削除します。 金城氏のブログの件は、小林先生がコメントしたことで、議論は終了したのでしょう。 、、、と思っていたら、どうやら終了ではないようですね。 こういった「男女の役割論」はヤフーニュースでもよく取り上げられて、ヤフコメが賛否両論になり大体いつも盛り上がっています。 結局、対立するだけで不毛だし結論も出ないので最近では私は参加しないのですけど。 今回、書いてみようと思ったのは、皆さんのコメントに感じた違和感だけでも残しておきたかったからです。 私も、今の時代の人間ですから「女性は家にいるべき」という価値観は完全にノーです。 しかし、職場にいる様々な女性を見ていて感じるのは、「完全に男と同じである必要があるのか」という疑問は常にあります。 そもそも出産や授乳は女性にしか出来ないのですから、「子育ては太古から女性の仕事だ」にはある種の説得力があると思います。 その意識が変化したのは、やはり社会の変化だと思います。 よく昔の芸人が「自分のお母ちゃんはウォーズマンみたいな髪型だった」と言って笑いを取っていましたが、昔の母親は子育てが忙しくておしゃれをする余裕がなかったのでしょう。 男性も昔は髪がボサボサでフケだらけのサラリーマンのオッサンが多かった、と聞きます。 つまり、男女共に生きるのに必死だったのではないでしょうか。 今の人は男女を問わずに「子供のために自分の人生を捨てる」という考え方はしません。 自らのキャリアを守るために、あえて「子供を産まない」という価値観を貫く女性も増えたことでしょう。 かつて、私が好きだった作家の村上龍氏がエッセイ「すべての男は消耗品である」の中で、たしか「女は子宮でモノを考えるべきだ。女がアタマでモノを考えるようになったら子供を産まなくなる」といった内容を書いていたのを思い出します。 村上龍氏の立場を擁護しておくと、私がこのエッセイを読んだのは20〜30年前の話だし、男は「使い捨ての消耗品」、女は「宝」と表現していたエッセイです。 私はこのエッセイの内容通りに現実に女性が子供を産まない社会になったな、と今の時代に感じています。 私が今回、小林先生がブログに何を書くか興味深く待っていたのは、「ゴー宣2nd 第2巻 第21宣言 男女平等主義を原理主義にするな」との整合性への興味からです。 この章の内容から、小林先生の賛否がどちらになるのか気になっていたのです。 この章の中では女性の社会進出を促すべきだが、性差の「完全なる解消は不可能」とも述べています。 私は母子家庭出身の男なので、女性が外で働かなかったら、そもそも私は一人前の大人になっていません。 しかし、そんな私でも色々気になることがあります。 1,男女の性差 小林先生がゴー宣で語っていた「女性医師が増えると、皮膚科や眼科が増えて外科医が減る」という懸念は変化したのでしょうか。 この章の中で小林先生は「男女の性差」について、かなりのページ数を使って様々な表現を描かれています。 私個人が思うことは、10年くらい前に宅急便の配達員に女性が増えた時に違和感を覚えました。 雨に濡れながら荷物を運んでいる女性を見ながら「女の子に重い物を持たせるなんて」「女の子の体は雨で冷やすべきではない」という価値観を感じてしまったのです。 最近では見慣れてしまいましたが。 また、かつてはGDPの1割が建築業界と言われていましたが、建築業界の職人さんたちを見ていて、この業界で女性が主役になることは当分ないでしょう。 2,女性の社会進出が給料を下げる 私の周りには優秀で私より仕事が出来る女性が多いのですが、彼女たちは責任を負う仕事を避ける傾向があり、特に子育て中の母親はパート勤務などで低賃金で働きがちです。 なぜ正社員にならないのか、と言えば「小学生の子供がイジメにあった」「子供を病院に連れて行く」など、突発的に休まざるを得ないからです。 休まなくても、「早めに帰宅して料理を作る」「子供の宿題を見る」などしている母親は多いです。 しかし、彼女たちは仕事が出来るために、現実的に給料単価が下がる理由の一つになっているとは思います。彼女たちは仕事が出来るからこそ低賃金で重宝されているのです。 もちろん、外国人労働者の影響もあるでしょうけど。 3,女性が家庭に入る件 私は母子家庭出身なので、女性が専業主婦であるべき、という価値観は持っていません。 以前、結婚相談所を利用して婚活をしていましたが、正直魅力的な女性は金を稼いでいる女性で、「家事手伝い」を名乗る無職の女性たちは、女性としてというより人として未熟な印象で魅力を感じませんでした。 彼女たちが母親になったとして、自分の子供を任せて大丈夫なのか?と不安になる人が多かった印象です。 、、、結局、何が言いたいんだ、と言われそうですが、正直言いたいことは無いんです。 どのコメントにも違和感があり、男女が幸せなら、女性が働きやすい環境、子育てしやすい環境があるなら、それでいいじゃないか、と思っています。 じゃあ、男はどうすればいいのか? これも怒られそうですが、やはり「女性を手伝うパートナー」を目指すべきな気がします。 ある、パートのお母さんが言ってましたが、「細かいことはどうでも良くて、私一人で子育てとか金の使い方とか決断するのは大変なので、パートナーには色々相談したい。話を聞いてほしい」と言ってました。 まとまりませんが、以上です。 価値相対主義で申し訳ない。
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今から書くことは非常に長いし、ゴー宣読者を怒らせる可能性も高いので、読み飛ばしてください。
削除要請があればすぐに削除します。
金城氏のブログの件は、小林先生がコメントしたことで、議論は終了したのでしょう。
、、、と思っていたら、どうやら終了ではないようですね。
こういった「男女の役割論」はヤフーニュースでもよく取り上げられて、ヤフコメが賛否両論になり大体いつも盛り上がっています。
結局、対立するだけで不毛だし結論も出ないので最近では私は参加しないのですけど。
今回、書いてみようと思ったのは、皆さんのコメントに感じた違和感だけでも残しておきたかったからです。
私も、今の時代の人間ですから「女性は家にいるべき」という価値観は完全にノーです。
しかし、職場にいる様々な女性を見ていて感じるのは、「完全に男と同じである必要があるのか」という疑問は常にあります。
そもそも出産や授乳は女性にしか出来ないのですから、「子育ては太古から女性の仕事だ」にはある種の説得力があると思います。
その意識が変化したのは、やはり社会の変化だと思います。
よく昔の芸人が「自分のお母ちゃんはウォーズマンみたいな髪型だった」と言って笑いを取っていましたが、昔の母親は子育てが忙しくておしゃれをする余裕がなかったのでしょう。
男性も昔は髪がボサボサでフケだらけのサラリーマンのオッサンが多かった、と聞きます。
つまり、男女共に生きるのに必死だったのではないでしょうか。
今の人は男女を問わずに「子供のために自分の人生を捨てる」という考え方はしません。
自らのキャリアを守るために、あえて「子供を産まない」という価値観を貫く女性も増えたことでしょう。
かつて、私が好きだった作家の村上龍氏がエッセイ「すべての男は消耗品である」の中で、たしか「女は子宮でモノを考えるべきだ。女がアタマでモノを考えるようになったら子供を産まなくなる」といった内容を書いていたのを思い出します。
村上龍氏の立場を擁護しておくと、私がこのエッセイを読んだのは20〜30年前の話だし、男は「使い捨ての消耗品」、女は「宝」と表現していたエッセイです。
私はこのエッセイの内容通りに現実に女性が子供を産まない社会になったな、と今の時代に感じています。
私が今回、小林先生がブログに何を書くか興味深く待っていたのは、「ゴー宣2nd 第2巻 第21宣言 男女平等主義を原理主義にするな」との整合性への興味からです。
この章の内容から、小林先生の賛否がどちらになるのか気になっていたのです。
この章の中では女性の社会進出を促すべきだが、性差の「完全なる解消は不可能」とも述べています。
私は母子家庭出身の男なので、女性が外で働かなかったら、そもそも私は一人前の大人になっていません。
しかし、そんな私でも色々気になることがあります。
1,男女の性差
小林先生がゴー宣で語っていた「女性医師が増えると、皮膚科や眼科が増えて外科医が減る」という懸念は変化したのでしょうか。
この章の中で小林先生は「男女の性差」について、かなりのページ数を使って様々な表現を描かれています。
私個人が思うことは、10年くらい前に宅急便の配達員に女性が増えた時に違和感を覚えました。
雨に濡れながら荷物を運んでいる女性を見ながら「女の子に重い物を持たせるなんて」「女の子の体は雨で冷やすべきではない」という価値観を感じてしまったのです。
最近では見慣れてしまいましたが。
また、かつてはGDPの1割が建築業界と言われていましたが、建築業界の職人さんたちを見ていて、この業界で女性が主役になることは当分ないでしょう。
2,女性の社会進出が給料を下げる
私の周りには優秀で私より仕事が出来る女性が多いのですが、彼女たちは責任を負う仕事を避ける傾向があり、特に子育て中の母親はパート勤務などで低賃金で働きがちです。
なぜ正社員にならないのか、と言えば「小学生の子供がイジメにあった」「子供を病院に連れて行く」など、突発的に休まざるを得ないからです。
休まなくても、「早めに帰宅して料理を作る」「子供の宿題を見る」などしている母親は多いです。
しかし、彼女たちは仕事が出来るために、現実的に給料単価が下がる理由の一つになっているとは思います。彼女たちは仕事が出来るからこそ低賃金で重宝されているのです。
もちろん、外国人労働者の影響もあるでしょうけど。
3,女性が家庭に入る件
私は母子家庭出身なので、女性が専業主婦であるべき、という価値観は持っていません。
以前、結婚相談所を利用して婚活をしていましたが、正直魅力的な女性は金を稼いでいる女性で、「家事手伝い」を名乗る無職の女性たちは、女性としてというより人として未熟な印象で魅力を感じませんでした。
彼女たちが母親になったとして、自分の子供を任せて大丈夫なのか?と不安になる人が多かった印象です。
、、、結局、何が言いたいんだ、と言われそうですが、正直言いたいことは無いんです。
どのコメントにも違和感があり、男女が幸せなら、女性が働きやすい環境、子育てしやすい環境があるなら、それでいいじゃないか、と思っています。
じゃあ、男はどうすればいいのか?
これも怒られそうですが、やはり「女性を手伝うパートナー」を目指すべきな気がします。
ある、パートのお母さんが言ってましたが、「細かいことはどうでも良くて、私一人で子育てとか金の使い方とか決断するのは大変なので、パートナーには色々相談したい。話を聞いてほしい」と言ってました。
まとまりませんが、以上です。
価値相対主義で申し訳ない。