希蝶 のコメント

〇 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第266回「終末期老人の“自宅コロナ死”報道は、死者の冒涜」
 動画も拝見しました。つまり、コロナ感染ということで、病院側も受け入れを拒否し、入院できなかった、ということなのですね。ある意味、病院が殺したようなものですね。

 関係ないかも知れませんが、昨年なくなった私の親の場合を記します。私の親は、きょうだい、私から見れば叔父・叔母の中で再年長であり、ほかのきょうだいがなくなって行く中で、一番長生きしましたが、ただ一人残された寂しさもあったのか?あるとき自宅で顛倒し、それがきっかけで入院し、退院してから、健康な人だったのに、いわゆる「ぼけ」のような症状が現れてきました。それは恢復することもなく、その後の入退院ののち、自宅診療に切り替わり、ヘルパーさんの介護も受けていたのですが、再度自宅で顛倒し、今度は誤嚥性肺炎も起こして、そのまま帰ってきませんでした。私はこのライジングも購読しており、「コロナ騒動」のばかばかしさ、愚かさを情報として知っていましたので、できれば親を入院させたくはなく、自宅で往生させてあげたいと思い、親も自宅往生という点では納得してくれたみたいでしたが(コロナに関しては最後まで怖がっていました。自分よりもはるかに頭の良い人だったのに)、結局それも叶いませんでした。それに比べたら、この83歳の患者さんの方がはるかに恵まれた人生だったのではないか、と思います。
 私の親は、その後、介護用の病院に転送され(その病院は私が入院先の病院のすすめで選んだものでしたが)、そこでも転院時に「ワクチン接種をしませんか?」と勧められたので、断固として拒否しました。それで親の人生を短くされてはたまらないから。その後、一度オンラインの面会をし(岡山へ行った際の写真も見せたのですが、しゃべれないので分かっているのかいないのかは不明でした)、それからしばらくして、危ない状態なので、親族のかたにも連絡をというので、(自分の方のきょうだいに)連絡し、今度は防護服をつけ、フェイスガード・使い捨てビニール手袋をつけて2回ほど面会し、まもなくしてなくなりました。喪主としての自分は何もできなかったし、手際も悪かったと思っています。
 何よりも、親がこんなに長生きをした理由は、恐らく(手のかかる、できそこないの)自分を一人きりにしては駄目だ、とつぎさきのきょうだいに面倒をかけてはいけないという思いだったのでしょう。もっとはやく先になくなった、もう一人の自分の親のところへゆきたかったのでしょう。だから、自分ほど親不孝な人間はいなかった、と思います。恐らく、自分の場合は誰も看取る人もなく、一人でなくなってゆくのでしょうけれども、生きるということは死ぬことと隣り合わせなのだという現実と向かい合わなければならない、「生死一如」ということを考えなければならない、と思います。
 以上です。わたくしごとになってしまいました。すみません。

No.228 27ヶ月前

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