>>108 まず、自国通貨建の債務は債務不履行になる心配はないと考えていいです。 そして対外的には債権国ですから、債務不履行の可能性はほぼ無いでしょう。 自国通貨建の債務が不履行にならない、というのは、お金というシステムの管理者サイドの視点を持てば解りやすいでしょう。 お金を作る立場の人がお金がなくて何かが出来ない、と言うことは原理的にあり得ないのです。 具体的な話をすると、日銀が量的緩和でお金を刷った時、刷ったお金を市場に流す時には主に「国債の購入」という形で流すわけです。 そして日銀に渡った国債というのは、期日が来たものは借換をすれば良い、利息分は日銀に払ってもそのまま国庫に戻る、と言った理由で、返済済みと実質変わらない状態になるわけです。 勿論これは、無限にお金を刷って良い、と言うことを意味するのではありません。 要は政府は、自身の懐事情を考える必要はなく、お金を刷る事・お金を使う事・税金として回収する事によって社会にどんな影響を与えるか、と言う視点のみで政策を考えれば良い、という事です。 そしてその影響というのは大体がインフレ率に集約されます。
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小林よしのりチャンネル
(ID:389249)
>>108
まず、自国通貨建の債務は債務不履行になる心配はないと考えていいです。
そして対外的には債権国ですから、債務不履行の可能性はほぼ無いでしょう。
自国通貨建の債務が不履行にならない、というのは、お金というシステムの管理者サイドの視点を持てば解りやすいでしょう。
お金を作る立場の人がお金がなくて何かが出来ない、と言うことは原理的にあり得ないのです。
具体的な話をすると、日銀が量的緩和でお金を刷った時、刷ったお金を市場に流す時には主に「国債の購入」という形で流すわけです。
そして日銀に渡った国債というのは、期日が来たものは借換をすれば良い、利息分は日銀に払ってもそのまま国庫に戻る、と言った理由で、返済済みと実質変わらない状態になるわけです。
勿論これは、無限にお金を刷って良い、と言うことを意味するのではありません。
要は政府は、自身の懐事情を考える必要はなく、お金を刷る事・お金を使う事・税金として回収する事によって社会にどんな影響を与えるか、と言う視点のみで政策を考えれば良い、という事です。
そしてその影響というのは大体がインフレ率に集約されます。