希蝶 のコメント

 少しお邪魔します。「辻説法」の感想を、自分も記します。

 ゲーテの話も含めて、格言をこういうふうに解釈できるのか、と笑わせていただきました。食べ物の話もそうですが、おむつの話もゲラゲラです(多分、この場合の「幼年期」はそういう意味ではなく、「精神面で未熟だった時代」という意味では?「幼年期の終わり」というSF小説もありますね)。
 サミュエル・ジョンソンに関連して、「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉があるそうですが、これは然りでしょうね。「腐敗した社会には、多くの法律がある。」・「政府は我々を幸せにすることはできないが、惨めな状態にすることはできる。」…コロナ騒動の社会にぴったりです。だからこそ、立憲的改憲を急がなければならない。「結婚は多くの苦悩を生むが、独身は何の喜びも生まない。」ちょっと身につまされるかな。

 少し思い出したこと。短所を愛するというくだりで、面接試験で、自分の短所をあげる場合、本当の劣ったところを述べるのではなく、長所にもなり得るという趣旨で述べなければならない、というのを思い出しました。あんな嫌味な感じではないにしても。
 面接も、会社との恋愛みたいなものなのでしょう。でなければ試用期間というおためし猶予が認められないのでしょうから。

 これなどはいかがでしょうか。「腋臭のある人間に君は腹を立てるのか。息のくさい人間に腹を立てるのか。その人間がどうしたらいいというのだ。彼はそういう口を持っているのだ。またそういう腋を持っているのだ。そういうものからそういうものが発散するのはやむを得ないことではないか。
 曰く、『しかしその人間は理性を持っている。だからどういう点で自分が人の気に障るか少し考えればわかる筈だ』
 それは結構。ところで君も理性を持っているね。そんなら君の理性的な態度によって相手の理性的な態度を喚起したらいいだろう。よくわけをわからせてやり、忠告してやりなさい。もし相手が耳を傾けるなら君はその人を癒やしてやれるだろう。怒る必要なんか少しもないさ。
 悲劇役者でもなければ遊女でもない」
マルクス・アウレリウス・アントニヌス『自省録』第5章29節

 少し長すぎましたか?正直に言って、自分はわきがや息の臭い人は苦手です(笑。自分はどうかは分かりませんが)。しかし、理性的に人の話を聞く人がどれだけいないか、先日の「オドレら正気か」でも分かるな、と思います。
 
 モーニングショーをまた見てしまいましたが、住宅会社のいじめ問題とか、従業員の給与の話とか、いったい誰がどの口で言っているのか、しらけてしまいました。つまり、そのパワハラのあった中小企業も、99%だかの日本の中小企業の一つだということですよね。

 たこちゃんさん、ただしさん、返信有難うございます。1週間前のも録画していますので、時間があったら確認してみます(今、本当に時間がない…(。・・。))

 茶魔も、ヤマトタケシのように、インドの山奥で修行したのでしょうか(笑)。
 「明日、私は誰かのカノジョ」とかいうドラマを見たら、少し面白そうでした。

No.66 29ヶ月前

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