希蝶 のコメント

 遅くなりました。今号の感想です。

〇 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第254回「こびナビは知っていた~『治験停止するほどの有害事象が出ている』」
 ひとこと。峰って、ジキル博士とハイド氏なのでしょうか。ジキル博士みたいに、時と場合に応じて二重人格になれる薬でも開発し、自分を治験者として試したのでしょうか。そして、ハイド氏の人格の方が勝って、ジキル博士としての良心をのっとられてしまったのでしょうか?
 以上は軽い冗談ですが、戦場から「逃げた」という事実にはかわりはない五十歩百歩ということわざもありますように、TVに出演する自称専門家、医学者同様、「結果としてワクチンを認め、多くの人間にすすめた」という罪は消えないし、消せないと思います。尾身茂・西浦博らとも「同じ穴の狢」であり、ワクチンの危険性を過去の著書で訴えたとしても、現在の行動がそれを裏切っているし、むしろ危険物の人体実験を推奨した極悪人として後世に名を伝えられてゆくことでしょう。
 それとも、この人は自分が複視的にものを見ることができる優秀な人だとでも主張したいのでしょうか?その意味でも五十歩百歩のように思えます。

 しかし、どうしてこびナビとか、文化会・医師会とか、西浦とか北村とか、予想を外したり、見当違いなことを発言する「専門家」と称する人たちの発言を世間の人たちは信じ込んでしまうのでしょうか?私には不思議でたまらないのです。「だって、結局この人たちの言うことは世の中に役立っていないじゃないか」というのが私の正直な感想です。
 そして、小林よしのりの名前などを出すと、「専門家じゃない」とか「信用のおける論文を出せ」とか言われる。「盲信」とまで言われましたね。なぜ人のいうことを真に受けて、そのまま信じ込んでしまうのだろうか。世の中には変な訪問販売や家屋の点検を装った業者がいて、それを信じ込むのは危険だとかいうくせに、政府とか専門家のいうことは無条件に信じ込んでしまう。何か矛盾してはいませんか?
 私は人から勧められて長いこと(仕事関係とか、個人的な人間関係、恋愛問題とかで)カウンセリングに通っていたのですが、思ったことは(以前にも記したような気もするけれども)まるで役に立たない、対症療法しかできないといった感じでした。「情報量が多くて判断できない」、「カウンセリングは万能ではない」。たしかにその通りなのだろうけれども、こちらは色々なことでわけが分からなくなっていて、「様々なデータ」を語っているのに、そこから判断するという作業をまるでしないのだから、「怠慢」だと感じてしまうのは問題なのでしょうか?(確かに自分も我が儘なのかもしれないけれども)。
 よしりん先生の話題ともかかわりますが、自分の欲しいものは「白か黒かの基準」であり、さらに言えばカウンセラーとしての「専門家」の判断なのだから、そういうことを咄嗟に考えるのには時間が足りないのでしょうか?
 「常識を知れ」とかいうくせに、自分たちは未曾有の事態だからと言って常識を忘れている。不可思議だと思います。藤村操ではないですが、「曰く不可解」。こう言ったからといって、華厳の滝に飛び込む気にはなりませんけれども(笑)。

No.189 32ヶ月前

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