小林先生の体調が心配です。
要らぬお世話かも知れませんが、私が10年ほど前から信じ、実践している健康法をお教えしたいと思います。
それは、「糖質制限食」です。詳しくは江部康二の「主食を抜けば糖尿病は良くなる！」を読んでいただくのが一番いいのですが私から説明いたします。
まず、糖質を摂ると血糖値が上がります。この血糖値が高いという状態は体にとって良い状態では無いらしく、血管を傷つけたりするらしいです。そこで人体はインシュリンを出して血糖を下げます。その時糖質は脂肪となり人体にとりこまれます。米、小麦などの炭水化物は糖質と食物繊維でできています。人体には、血糖を下げる機能はインスリンだけですが、血糖を上げる機能はいくつもあるらしいです。人体に必要な糖質は脂肪やたんぱく質から作れるんです。人体の主なエネルギー源は脂質なのです。人類700万年の歴史の中で穀物の栽培が始まったのは1万年ほど前、定着したのは4,5千年前といわれています。そのほかの期間の食生活は木の実、魚、果物、小動物、昆虫、野草といったものでした。糖質の多いものを食べられるという事はその時代の人々にとって極めて貴重な事だったでしょう。人体は糖質を摂ると素早くそれを体脂肪として蓄えようとします。これは、糖質を摂るということがエネルギー貯蔵のための滅多にない好機だったからです。人体にとって糖質代謝の回路はそのようなチャンスにのみ発動する特別な回路であり、本来は日常的に働くようなものではなかったという事です。人間が強烈にお腹がすいて頭がボーっとするのは糖質中毒になってることもあるみたいです。
ぜひ、江部康二「主食を抜けば糖尿病は良くなる！」をご一読ください。