高森先生の『女系天皇の成立』を拝読すると、女性は古代日本では比較的高地位が認められており実証されていると記されています。 施先生は「巫女などを日本の道徳観の象徴として日本社会で重視されてきた」という考えを支持されるのであるのなら、それはそのまま、古代日本に於いて女性も高地位につくことがかのうであった ということにつながるのではないでしょうか。すなわち、最も日本の道徳的規範として存在してきた天皇制が、女系も認める双系であったなら、それが施氏が主張される「日本の感受性」を日本人が取り戻すことでありナショナルアイデンティテーを安定させることに繋がることになるのではないでしょうか。 施先生は、シナから輸入された男系(確かに日本の歴史上長きにわたり儒教に影響を受けた日本ではありますが)こだわるのは、ご自分の御主張とむじゅんされるのではないかと、私個人としては思うのです。 古代日本がどのような社会であったか、先生のお考えもおありだと思いますが、是非に高森先生の御著書をお読みになって頂きたいと思います。その上で反論があおありなら、「十番勝負」でお伺いするのを楽しみにしております。 生意気なことをいろいろ申しました。
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小林よしのりチャンネル
(ID:90582757)
高森先生の『女系天皇の成立』を拝読すると、女性は古代日本では比較的高地位が認められており実証されていると記されています。
施先生は「巫女などを日本の道徳観の象徴として日本社会で重視されてきた」という考えを支持されるのであるのなら、それはそのまま、古代日本に於いて女性も高地位につくことがかのうであった ということにつながるのではないでしょうか。すなわち、最も日本の道徳的規範として存在してきた天皇制が、女系も認める双系であったなら、それが施氏が主張される「日本の感受性」を日本人が取り戻すことでありナショナルアイデンティテーを安定させることに繋がることになるのではないでしょうか。
施先生は、シナから輸入された男系(確かに日本の歴史上長きにわたり儒教に影響を受けた日本ではありますが)こだわるのは、ご自分の御主張とむじゅんされるのではないかと、私個人としては思うのです。
古代日本がどのような社会であったか、先生のお考えもおありだと思いますが、是非に高森先生の御著書をお読みになって頂きたいと思います。その上で反論があおありなら、「十番勝負」でお伺いするのを楽しみにしております。
生意気なことをいろいろ申しました。