今号の感想を記す前に、昨日のトッキーさんの玉川批判のブログを読んで。
　玉川徹は、ナチスドイツのチェコスロヴァキアのズデーテン割譲の話を知らないのか、と思いました。

　確か、1938年に、ナチスドイツがチェコとの国境地帯のズデータン地方にはドイツ系住民がたくさん居住しているからよこせと要求し、これにイギリスのネヴィル・チェンバレン首相やフランスのダラディエ首相が、恐れるべきはソ連邦・共産主義の方だと、宥和政策でナチスの要求に屈服し、結果、ズデーテン地方はドイツ領になってしまった、という事件です。これを決定した会談をミュンヘン会談といいます。

　しかし、ナチスはその後、チェコを合併し、残ったスロヴァキアは保護国としました。

　ウクライナが東部地方をロシアに譲ったとしても、これと同じ事が起こらないという保障はあるのでしょうか？

　あと、ライジングゴー宣掲載案について、いかんともしがたいのなら承知しますが、新規の読者を獲得しがたいという問題点は考慮すべきだと思います。みなさんと同じ100％賛成意見が記せなくてすみません。インターネットにお金を払うのに警戒・躊躇する人もいる可能性は考えた方がいいです。値上げに関してはOKします。
　SPA!の校閲については、思慮が足りないと思います。少しは反省して欲しい。それこそ昔のゴー宣、前車の轍を踏むようなことは起こさないように。言論の自由を認めて欲しいです。