今号の感想です。 〇 ゴーマニズム宣言・第456回「ロシアによるウクライナ侵略戦争」 私は単純な人間なので、ロシアが一方的に他国に攻め寄せて来たのだから、その攻め込まれた国に同情する、というスタンスですが、こういう話を野放しにしておくと、弱肉強食の世界になってしまい、収拾がつかなくなる、という考えに同意します。そして、孤軍奮闘しているウクライナの大統領に大いに同情し、日本もこのような事態になるやもしれぬというシミュレーションをしないといけないと心より思います。口で言ったり、文章にするのは簡単ですが、ウクライナからポーランドに逃げてきた避難民のかたが、「誰も助けてくれない」と呟いた映像を見て、胸が痛む思いがします。 人間はいざというとき、どういう行動をするのかが一番肝腎であって、日ごろから「自分はこうするつもりだ」と口にしていても、自らの行動がそれを裏切ってしまう場合があるので恐ろしいです。ウクライナの大統領、ゼレンスキーは、非常時の際に国内にとどまり、国民を鼓舞する道を選択しただけで、立派だというふうに感じます。自分もそういうことができるのでしょうか。以前に読んだ「サハラを吹く風」という小説では、主人公のハリー・ファイヴァシャムは軍人一家に育ち、自分が祖先のように戦場で勇敢に戦えるか否かと悩んで軍を退役していまい、そのことで友人達から責められ、婚約者からも愛想づかしをされ、結果として一人スーダンの地で影ながら孤軍奮闘する羽目におちいるのですが、有事に際して少しでも勇気を示さない言動には報いがある、自分だけが助かればいいとのたまうた人たちにも、ということは日本人は知らなければいけない、と思います(しかしだからといって、勇気を示してコロナワクチンを我も先とばかりに接種するのは、ただの「匹夫の勇」であるような気もします。そこのところは智慧も必要なのでしょう)。 〇 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第250回「mRNA、試験管では6時間でDNAに逆転写」 私は専門外の難しいことは駄目なんですが、確かにRNAとはDNAに遺伝情報を伝えるものなのだとすると、RNAからの伝達物がDNAに組み込まれ、そのまま残存するというのは当たり前なことで、ましてやその中にコロナウイルスという異物が人為的に組み込まれていたら、それはとんでもない結果を招くのだろうという想像をしました。そして、このように実験結果として出ているのだから、もっとそのことが報道されて欲しいです。 よしりん先生の「コロナ論」にあるように、ウイルスは長期的には人間の進化を促す役割をするのかもしれないけれども、短期的には疾病としてからだに悪影響をもたらすのだから、それを遺伝子に直接組み込むのは慎重にしなければならない。しかし、コロナウイルスの短期的な作用については警戒するくせに、そのことについての用心はまるでしない。やはり、人間は論理ではなく感情で動き、不合理性を考慮しにくい生き物なのかな、と思いました。 たばこで肺癌になるという証明はされていないと武田邦彦教授は主張しているようですが、今回の木蘭さんのコラムを読んでいて、それは成り立たないことも分かりました。専門家と呼ばれる人たちはくだらないワクチンの人体実験などせず、ウイルスが果たしてきた役割をこそ長期的に語り、人為的に生命を変えようとすることの危険性をこそ訴えなければいけないのかな、と思います。 少しかたい内容になってしまいましたが、今回のは少し難しかったです。人に説明するのはちょっと大変かな。 しゃべらせてクリ!ですが、北京オリンピックのカーリングで、日本人選手が相手の名前を連呼する場面を見て思いつきました。あまり面白くすることはできなかったみたいです。今回のお題は難問でした。 それではまた次回の配信を期待します。私的な話になりますが、このところ落ち着かぬことばかりで、もっとゆったりした気分で望みたいのですが、世の中の方も全然落ち着いてくれないですね。何とか改憲や、皇室・皇位継承のことのみに専念することができればいいと願います。本当にもう遅いのかも知れないので。 >>139 私もお話しすることができて楽しかったです。
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今号の感想です。
〇 ゴーマニズム宣言・第456回「ロシアによるウクライナ侵略戦争」
私は単純な人間なので、ロシアが一方的に他国に攻め寄せて来たのだから、その攻め込まれた国に同情する、というスタンスですが、こういう話を野放しにしておくと、弱肉強食の世界になってしまい、収拾がつかなくなる、という考えに同意します。そして、孤軍奮闘しているウクライナの大統領に大いに同情し、日本もこのような事態になるやもしれぬというシミュレーションをしないといけないと心より思います。口で言ったり、文章にするのは簡単ですが、ウクライナからポーランドに逃げてきた避難民のかたが、「誰も助けてくれない」と呟いた映像を見て、胸が痛む思いがします。
人間はいざというとき、どういう行動をするのかが一番肝腎であって、日ごろから「自分はこうするつもりだ」と口にしていても、自らの行動がそれを裏切ってしまう場合があるので恐ろしいです。ウクライナの大統領、ゼレンスキーは、非常時の際に国内にとどまり、国民を鼓舞する道を選択しただけで、立派だというふうに感じます。自分もそういうことができるのでしょうか。以前に読んだ「サハラを吹く風」という小説では、主人公のハリー・ファイヴァシャムは軍人一家に育ち、自分が祖先のように戦場で勇敢に戦えるか否かと悩んで軍を退役していまい、そのことで友人達から責められ、婚約者からも愛想づかしをされ、結果として一人スーダンの地で影ながら孤軍奮闘する羽目におちいるのですが、有事に際して少しでも勇気を示さない言動には報いがある、自分だけが助かればいいとのたまうた人たちにも、ということは日本人は知らなければいけない、と思います(しかしだからといって、勇気を示してコロナワクチンを我も先とばかりに接種するのは、ただの「匹夫の勇」であるような気もします。そこのところは智慧も必要なのでしょう)。
〇 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第250回「mRNA、試験管では6時間でDNAに逆転写」
私は専門外の難しいことは駄目なんですが、確かにRNAとはDNAに遺伝情報を伝えるものなのだとすると、RNAからの伝達物がDNAに組み込まれ、そのまま残存するというのは当たり前なことで、ましてやその中にコロナウイルスという異物が人為的に組み込まれていたら、それはとんでもない結果を招くのだろうという想像をしました。そして、このように実験結果として出ているのだから、もっとそのことが報道されて欲しいです。
よしりん先生の「コロナ論」にあるように、ウイルスは長期的には人間の進化を促す役割をするのかもしれないけれども、短期的には疾病としてからだに悪影響をもたらすのだから、それを遺伝子に直接組み込むのは慎重にしなければならない。しかし、コロナウイルスの短期的な作用については警戒するくせに、そのことについての用心はまるでしない。やはり、人間は論理ではなく感情で動き、不合理性を考慮しにくい生き物なのかな、と思いました。
たばこで肺癌になるという証明はされていないと武田邦彦教授は主張しているようですが、今回の木蘭さんのコラムを読んでいて、それは成り立たないことも分かりました。専門家と呼ばれる人たちはくだらないワクチンの人体実験などせず、ウイルスが果たしてきた役割をこそ長期的に語り、人為的に生命を変えようとすることの危険性をこそ訴えなければいけないのかな、と思います。
少しかたい内容になってしまいましたが、今回のは少し難しかったです。人に説明するのはちょっと大変かな。
しゃべらせてクリ!ですが、北京オリンピックのカーリングで、日本人選手が相手の名前を連呼する場面を見て思いつきました。あまり面白くすることはできなかったみたいです。今回のお題は難問でした。
それではまた次回の配信を期待します。私的な話になりますが、このところ落ち着かぬことばかりで、もっとゆったりした気分で望みたいのですが、世の中の方も全然落ち着いてくれないですね。何とか改憲や、皇室・皇位継承のことのみに専念することができればいいと願います。本当にもう遅いのかも知れないので。
>>139
私もお話しすることができて楽しかったです。