今回のライジング内容の感想ではなく、コロナの話に戻ってしまいますが、最近の私の身の回りでの出来事で驚くべきことがありました。


入社3年目の若手達が、その1人が異動になるということでささやかな送別会をしたそうで、参加者の1人が発熱し、検査で陽性。速やかに会社に報告した結果、参加者および社内周辺者(濃厚接触者に定義されない)は会社独自の対応で自宅待機になりました。
周辺者として部署単位で自宅待機になった、つまり会社に迷惑かけたということで参加者は反省文を書け、ということに。

個人的には、宴会やるなら検査受けないとか、例え受けても行動履歴はシラを切り通す覚悟をしないととは思うものの、会社の対応は過剰で、陽性者が報告し辛くなる逆効果です。
また、これまでの陽性者には特にお咎めなしなのに、今回は3年目の若手を相手に、見せしめにするというパワハラをも含んでいます。
ペラ紙書いてハイ終了、で済めばよいのですが、このような状況では直接的に何らかの不利益がある可能性もあります。

反省文という発想も驚きですが、それを誰も止めずに決定されてしまう、常識の崩壊に愕然としてしまいます。社会の「思いやりの感染症対策」や企業の「パワハラ撲滅」がこれほどまでに空虚になってしまうとは…。

反省文という発想の責任の所在は分かりませんが、社長まで届くそうなので、どこかで誰かが常識を発揮してくれることを願いつつ、最悪の時は物申さないといけないかな、と腹を括っています。


長文、失礼しました。