全然知りませんでしたが、昨年『コロナ論4』が発売された直後、ひろゆきが批判コメントを出していました。ひろゆきの動画にしては珍しく再生回数が低いです。 内容は大体予想がつくので放置しておきたいと思いつつ、モーデマ監視員の皆さんを見習って渋々覗いてみました。 https://www.youtube.com/watch?v=dfLYb4-NwLs まずは投稿された質問を読み挙げます。 「小林よしのりコロナ論4が発売されましたが、ひろゆきさんが以前指摘した『反ワクチン派は麻疹のワクチンも幼児に打たせないのか』(場面編集)ワクチンには生ワクチンと遺伝子操作をした人口ワクチンの2種類があり(投稿者の認識?)後者は危険だと反論していました。彼の理屈は子宮頚癌ワクチンも否定する暴論だと思うのですがどうおもいますか?」 まず、よしりん先生は反ワクチン派ではなくワクチン慎重派であり、麻疹のワクチンを否定したことはないはずです。子宮頚癌ワクチンについては、鳥集徹氏の本を読んで疑問を持たれたことはブログで書かれていましたが、完全に否定したことはなかったと記憶しています。 この後、質問に対してひろゆきが「遺伝子操作をした人口ワクチンが危険だという理由がどこにあるんでしょうか?」と問いかけ、自身が小学生時代にインフルエンザワクチンを打ったのにインフルに罹った経験から、生ワクチンの方が「ヤベェ」と思っていると語ります。 冒頭の麻疹のワクチンは生ワクチンで、日本のインフルワクチンは不活化ワクチンです。何やら混乱している模様です。 さらに、mRNAワクチンはスパイクタンパクを合成後すぐに分解される、というマニュアル通りの説明をした後、長期的な影響を心配する意見に対し、「mRNAワクチンは10年ぐらい前からエボラ出血熱の実験に使われ危険性も否定されている」という旨の発言をしています。 エボラ云々という話は初耳だったので少し調べてみました。 2015年以後に西アフリカやコンゴでウイルスベクターワクチンの臨床試験が実施され、2019年に独メルク社、2020年に米J&J社のワクチンがEUに承認されています。 エボラワクチンはmRNAワクチンではありませんでした。 副作用の報告もあるようですが検索だけでは詳細不明でした。ワクチンの危険性が否定された訳ではなく、エボラの危険性と天秤に掛けながら使用されているのだと思います。 〔2019年の厚労省の資料〕 https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000578987.pdf 後半へつづく
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全然知りませんでしたが、昨年『コロナ論4』が発売された直後、ひろゆきが批判コメントを出していました。ひろゆきの動画にしては珍しく再生回数が低いです。
内容は大体予想がつくので放置しておきたいと思いつつ、モーデマ監視員の皆さんを見習って渋々覗いてみました。
https://www.youtube.com/watch?v=dfLYb4-NwLs
まずは投稿された質問を読み挙げます。
「小林よしのりコロナ論4が発売されましたが、ひろゆきさんが以前指摘した『反ワクチン派は麻疹のワクチンも幼児に打たせないのか』(場面編集)ワクチンには生ワクチンと遺伝子操作をした人口ワクチンの2種類があり(投稿者の認識?)後者は危険だと反論していました。彼の理屈は子宮頚癌ワクチンも否定する暴論だと思うのですがどうおもいますか?」
まず、よしりん先生は反ワクチン派ではなくワクチン慎重派であり、麻疹のワクチンを否定したことはないはずです。子宮頚癌ワクチンについては、鳥集徹氏の本を読んで疑問を持たれたことはブログで書かれていましたが、完全に否定したことはなかったと記憶しています。
この後、質問に対してひろゆきが「遺伝子操作をした人口ワクチンが危険だという理由がどこにあるんでしょうか?」と問いかけ、自身が小学生時代にインフルエンザワクチンを打ったのにインフルに罹った経験から、生ワクチンの方が「ヤベェ」と思っていると語ります。
冒頭の麻疹のワクチンは生ワクチンで、日本のインフルワクチンは不活化ワクチンです。何やら混乱している模様です。
さらに、mRNAワクチンはスパイクタンパクを合成後すぐに分解される、というマニュアル通りの説明をした後、長期的な影響を心配する意見に対し、「mRNAワクチンは10年ぐらい前からエボラ出血熱の実験に使われ危険性も否定されている」という旨の発言をしています。
エボラ云々という話は初耳だったので少し調べてみました。
2015年以後に西アフリカやコンゴでウイルスベクターワクチンの臨床試験が実施され、2019年に独メルク社、2020年に米J&J社のワクチンがEUに承認されています。
エボラワクチンはmRNAワクチンではありませんでした。
副作用の報告もあるようですが検索だけでは詳細不明でした。ワクチンの危険性が否定された訳ではなく、エボラの危険性と天秤に掛けながら使用されているのだと思います。
〔2019年の厚労省の資料〕
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000578987.pdf
後半へつづく