実は先日、入院していた父がなくなりました。そのため、葬儀など、あれこれ忙しかったのです。自分で独断専行してしまい、色々とトラブルもありました。今も四十九日の法要のこともあるし、決して気を抜いてはいません。ただ、死亡届はまだ出していません。何かタイミングのようなものもあるかと思ったのです（先日も年賀状の話でそのことを少し記しかけたのですが、あれはタイミングが悪すぎたのでしょう）。
　ただ、死亡届の件にもどりますが、その話に限らず、これからは誰かの意見を参考にすることはできても、最終的には自分で決めないといけないのでしょう。コロナ収束の話もそれと同じように感じます。なぜこの話題になると、人の目を気にして、みんな、世の流れに合わせるといった風になってしまうのか、疑問です。だから、（きついことを申しますが）一部の人間だけでパラレルワールドへ逃げよう、という話になってしまうわけでしょう。天皇陛下のこととか、どうするのかと思うのです。
　私自身はあまり他者と争ったり、喧嘩をしたりすることは好んでいません。葬儀の際にコロナ君グッズをつけていたら、親戚から「それは外した方がいいんじゃないの」と注意され、恐らくこの場では正しいことだろうと判断し、マスクも問題になると思ったので、自主的に普通の使い捨てマスクに変更しました。戒名の件でも姉の意見などを参考にしました。周囲にとって、本当に「悪」だとするものは控えるようにしています。しかし、道理に合わないことは非とせず、日和ってしまい、附和雷同してしまうことは世界を停滞させ、世の中の進歩を阻碍するように思います。
　やはりどれだけ難しくても、僅かであっても、この世界を変える努力をしなければいけないのだ、と私は思います。それがどれだけいばらで険しい道だとしても。口で言ふのは易し、行ふに難し、ですが、やるしかないと思います。メーテルリンクの「青い鳥」も、身近にいた青い鳥も結局逃げ出してしまい、また自分で捜しに行かなければならない、という物語なのだから。

　以上、やはり書いてしまいましたが、決意表明はしなければいけない、と判断しました。加えて、新年を前にあまり暗い話はしたくはなかったのですが、やはり記すことにしました。