>>129 サトルさん、おはようございます。 Mr.スポックで連想しましたが、『スポック博士の育児書』という分厚い本が、昔、うちにもありました。 ちょっと調べてみたら、1946年に発売され、世界中で売れて、日本でも大ベストセラー(和訳は昭和41年発売)になって、多くの親が参考にしていたようです。 しかし、その中味は今では殆ど否定されていて、特に「子供(赤ん坊)が泣いても自立心を育てるために、放っておけ」というのは、心理学上、非常にマズいそうです。 うちの婆さんも、昭和四十年代半ばに保健所の母親教室で「子供が泣いても、抱っこしたりあやしたりしてはダメ」と指導されたと言っております。 きっと、真面目な親ほど真に受けて、実践してしまったのかも知れません。 調べているうちに、「俺、こんな育てられ方されたん?」と怖くなって来ました。 泣き叫ぶ我が子を前に、「スポック博士」という『権威』の言う通りにした親もいれば、そんなものはお構いなしに抱きしめた親も居たことと思われます。もちろん、現在の正解は後者です。 『三つ子の魂百まで』という言葉が日本にはありますが、今では中高年となった日本人に「スポック博士」の影響が少なからずあるとすれば、今の日本がイマイチ元気が無いのも頷けますが、果たして…。 「母乳信仰=粉ミルク否定」も、この本が元となっているそうで…。 話が膨らみ過ぎるので、取り敢えずこれくらいに留めておきます。
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(ID:88590926)
>>129
サトルさん、おはようございます。
Mr.スポックで連想しましたが、『スポック博士の育児書』という分厚い本が、昔、うちにもありました。
ちょっと調べてみたら、1946年に発売され、世界中で売れて、日本でも大ベストセラー(和訳は昭和41年発売)になって、多くの親が参考にしていたようです。
しかし、その中味は今では殆ど否定されていて、特に「子供(赤ん坊)が泣いても自立心を育てるために、放っておけ」というのは、心理学上、非常にマズいそうです。
うちの婆さんも、昭和四十年代半ばに保健所の母親教室で「子供が泣いても、抱っこしたりあやしたりしてはダメ」と指導されたと言っております。
きっと、真面目な親ほど真に受けて、実践してしまったのかも知れません。
調べているうちに、「俺、こんな育てられ方されたん?」と怖くなって来ました。
泣き叫ぶ我が子を前に、「スポック博士」という『権威』の言う通りにした親もいれば、そんなものはお構いなしに抱きしめた親も居たことと思われます。もちろん、現在の正解は後者です。
『三つ子の魂百まで』という言葉が日本にはありますが、今では中高年となった日本人に「スポック博士」の影響が少なからずあるとすれば、今の日本がイマイチ元気が無いのも頷けますが、果たして…。
「母乳信仰=粉ミルク否定」も、この本が元となっているそうで…。
話が膨らみ過ぎるので、取り敢えずこれくらいに留めておきます。