今回も硬軟取り混ぜた濃密な内容で感謝しております。毎回週の後半を頑張るパワーを頂いています。よしりん師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、例年より厳しい寒さのようですが、どうぞお体に気を付けてくださいませ。 今号のゴー宣は、国運を左右するほど大事な選挙なのに態度を決めかねているという人々にとって非常に有難い指針となります。「脱原発」と「反TPP」がパトリを大事に思っているかどうかのリトマス試験紙になりますね。財界からの献金やマスコミ受け、そして米国の心象などの私的理由で「原発のらりくらり維持」および「TPPとりあえず参加」を(本心では)決め込んでいる政党には公共心も愛国心もないと思えます。 南米や欧州で反米的な政権が立ったとき日本でも左翼政権だと批判的に報道されましたが、リベラル左翼政権の方がアメリカに対抗できていたように思います。かつての自社さ政権のような中途半端に左で思い切り親米のリベラル政権ではなく、筋の通った反米リベラル政権の樹立を望みたいです。 「麗しき日本の国土を汚し、未来を担う子どもたちの健康を害しているものに対して、なぜ日本人はもっと怒らないのか、不思議なんです。皇室に何かあったらどうするんですか。これが幕末なら、僕は脱藩浪士になって、桜田門外の変を起こしていましたよ」 これは週刊文春に掲載され、よしりん師範のブログでも紹介された坂本龍一氏の言葉ですが、パトリを汚されたことへの怒りと皇室への率直な敬愛が示されています。故郷・国土・社稷・共同体・国体・皇室を大切に思う感覚を持ち合わせた人ならば、その危機においては左右の立場を超えてこのような心が沸き起こるものであるのだと感心しました。原発とTPPはどちらもこれらの大切なものを破壊しつくします。脱原発と反TPPを訴えパトリを守る政策を掲げている政党・候補者ならば、リベラル政党所属であっても皇室を敬愛する心をも持ち合わせていると考えてよいと考えるようになりました。少なくとも安倍自民党や維新の中の老人たちの、断絶必至の万世男系よりは遙かにましです。自維民あるいは自公民の翼賛政府でも自民党に引きずられるのではないかと危惧しています。未・民・社・日のリベラル政権(共産は閣外から是々非々協力)なら皇室への敬愛を内に秘めつつ、男女同権などを表向き主張しながらでも女性宮家創設を邪魔しないのではないかと考えています。甘いでしょうか? 脱原発は、首相と経産相がGOサインを出せば経産省の産業政策が動き出し、止まっている火力の再稼働と同時に新エネルギー開発への投資が一気に進むと思われます。新党日本の田中康夫氏は廃炉も公共投資でやれると訴えています。また先の笹子トンネル事故により国土強靭化政策を掲げる安倍自民党が勢いづくかもしれないため、亀井氏や小沢氏を使いこなして従来型ではあるけど緊急性の高い必要な公共工事と、廃炉・除染・新エネ開発など脱原発関連の未来型の公共投資を並行して行い、その両方を雇用創出と景気浮揚への活力としてほしいと思います。これができれば税収増によって子育てクーポンや高校無償化などの社会保障の財源も出てくるはずです。結局国のトップの決断とそれを支持し続ける国民の覚悟にかかっていると思います。 反TPPは、中国・北朝鮮が軍事力で威嚇しても米国にしがみついたりせず、脱原発関連の公共投資と一次産業保護のための貿易制限によって米国に頼らなくても良い自立した食料・エネルギー供給体制と経済構造をつくることを共通了解とし、財界(輸出企業)が牛耳るマスコミ論調に騙されずにTPP交渉不参加を国民が支持し続けることができるかどうかだと思います。 さて、AKB姉妹グループの辞めていく少女たちへのよしりん師範の優しさは涙ものですね。確かに、握手会で10時間立ちっぱなしでテンション上げっぱなしを要求されるメンバーは、たとえ実存を感じられたとしても過酷すぎる気がします。また行列がすぐに途切れるメンバーは自己肯定感を失っていくかもしれません。これは現在のグローバリズムによる過剰競争時代の雇用形態である使い尽くされる正規社員と使い捨てられる非正規社員という構造を反映しているのではないかと感じました。過酷なシステムのAKBだけが隆盛を極めているのは、皆が「ゆるいシステムには共感できない」からではないかと思います。願わくばアイドルにもう少し過酷でない環境を許せるような社会状況になってほしいと思います。脱グローバリズムによって。 みなぼん編集長、今回も長文で申し訳ないです na85
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今回も硬軟取り混ぜた濃密な内容で感謝しております。毎回週の後半を頑張るパワーを頂いています。よしりん師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、例年より厳しい寒さのようですが、どうぞお体に気を付けてくださいませ。
今号のゴー宣は、国運を左右するほど大事な選挙なのに態度を決めかねているという人々にとって非常に有難い指針となります。「脱原発」と「反TPP」がパトリを大事に思っているかどうかのリトマス試験紙になりますね。財界からの献金やマスコミ受け、そして米国の心象などの私的理由で「原発のらりくらり維持」および「TPPとりあえず参加」を(本心では)決め込んでいる政党には公共心も愛国心もないと思えます。
南米や欧州で反米的な政権が立ったとき日本でも左翼政権だと批判的に報道されましたが、リベラル左翼政権の方がアメリカに対抗できていたように思います。かつての自社さ政権のような中途半端に左で思い切り親米のリベラル政権ではなく、筋の通った反米リベラル政権の樹立を望みたいです。
「麗しき日本の国土を汚し、未来を担う子どもたちの健康を害しているものに対して、なぜ日本人はもっと怒らないのか、不思議なんです。皇室に何かあったらどうするんですか。これが幕末なら、僕は脱藩浪士になって、桜田門外の変を起こしていましたよ」
これは週刊文春に掲載され、よしりん師範のブログでも紹介された坂本龍一氏の言葉ですが、パトリを汚されたことへの怒りと皇室への率直な敬愛が示されています。故郷・国土・社稷・共同体・国体・皇室を大切に思う感覚を持ち合わせた人ならば、その危機においては左右の立場を超えてこのような心が沸き起こるものであるのだと感心しました。原発とTPPはどちらもこれらの大切なものを破壊しつくします。脱原発と反TPPを訴えパトリを守る政策を掲げている政党・候補者ならば、リベラル政党所属であっても皇室を敬愛する心をも持ち合わせていると考えてよいと考えるようになりました。少なくとも安倍自民党や維新の中の老人たちの、断絶必至の万世男系よりは遙かにましです。自維民あるいは自公民の翼賛政府でも自民党に引きずられるのではないかと危惧しています。未・民・社・日のリベラル政権(共産は閣外から是々非々協力)なら皇室への敬愛を内に秘めつつ、男女同権などを表向き主張しながらでも女性宮家創設を邪魔しないのではないかと考えています。甘いでしょうか?
脱原発は、首相と経産相がGOサインを出せば経産省の産業政策が動き出し、止まっている火力の再稼働と同時に新エネルギー開発への投資が一気に進むと思われます。新党日本の田中康夫氏は廃炉も公共投資でやれると訴えています。また先の笹子トンネル事故により国土強靭化政策を掲げる安倍自民党が勢いづくかもしれないため、亀井氏や小沢氏を使いこなして従来型ではあるけど緊急性の高い必要な公共工事と、廃炉・除染・新エネ開発など脱原発関連の未来型の公共投資を並行して行い、その両方を雇用創出と景気浮揚への活力としてほしいと思います。これができれば税収増によって子育てクーポンや高校無償化などの社会保障の財源も出てくるはずです。結局国のトップの決断とそれを支持し続ける国民の覚悟にかかっていると思います。
反TPPは、中国・北朝鮮が軍事力で威嚇しても米国にしがみついたりせず、脱原発関連の公共投資と一次産業保護のための貿易制限によって米国に頼らなくても良い自立した食料・エネルギー供給体制と経済構造をつくることを共通了解とし、財界(輸出企業)が牛耳るマスコミ論調に騙されずにTPP交渉不参加を国民が支持し続けることができるかどうかだと思います。
さて、AKB姉妹グループの辞めていく少女たちへのよしりん師範の優しさは涙ものですね。確かに、握手会で10時間立ちっぱなしでテンション上げっぱなしを要求されるメンバーは、たとえ実存を感じられたとしても過酷すぎる気がします。また行列がすぐに途切れるメンバーは自己肯定感を失っていくかもしれません。これは現在のグローバリズムによる過剰競争時代の雇用形態である使い尽くされる正規社員と使い捨てられる非正規社員という構造を反映しているのではないかと感じました。過酷なシステムのAKBだけが隆盛を極めているのは、皆が「ゆるいシステムには共感できない」からではないかと思います。願わくばアイドルにもう少し過酷でない環境を許せるような社会状況になってほしいと思います。脱グローバリズムによって。
みなぼん編集長、今回も長文で申し訳ないです na85