感想のつづきですが、よしりん先生のおかしくされた腕は左腕でしたね。勘違いをしてしまい、すみませんでした。 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第238回「3人の米医師からの声明~mRNAワクチンから子どもたちの未来を守れ」 子供のアンケートを見ていて、子供は現金だ、とか、大人の顔色を見て態度を選んでいるといった感想を抱きました。そういうことを踏まえた上で、少し冒険します。 私も「コロナ騒動」が終わることを願って、加えて皇位継承がつつがなくすむこと、立憲的改憲が実現すること、男女同権などを望んでこのコメント欄に記しているわけですが、やはりどこかで師範のかたがたに気に入られたい、という思いもあります。半分は門下生になれて、よしりん先生のために貢献したいという思いもあります。そう考えると、自分はどこまで純粋に政治問題や社会問題に向き合っているのか、好きなことをしてぼーとしていたいのが本音ではないか、という気もするのです。 とはいえ、「純粋」という言葉も危ない言葉で、『脱正義論』では純粋に薬害エイズ訴訟から組織に取り込まれてしまった学生たちの悲劇が描かれていたわけですから、でたらめであってはいけないとも思うけれども、ある程度、客観的に見ることも必要なのかとも思う。それで、その人の主張にある程度同意できるのなら、それでいい、と思うべきだ、とも。何だか批判的なことを記してしまいましたが、やはりこの時勢が変で、「常識」とか「普通」とかを自分に押しつけようとしている世間が、「常識外」・「緊急」のことをしている現状に、何か怒りのようなものを覚えるのは事実です。 先にも記しましたが、恐らく、かなづかい・漢字問題とか、尺貫法とか暦とかの話では、先生と意見の合わないところが出てくるような気がするのです。それこそ、「現実」を見ていない話で、「理論」だけの話題になりそうだから(というところまでは理解しています)。しかし、歴史の縦軸を見て行くと、それも(男系派とは違いますが)日本の伝統で、せめて時処位の段階での「併用」までだったら、橫軸の問題もクリアできて、不可能ではないような気もするのです(といいつつ、自分の身長や体重が尺貫法でいくらになるのか、換算したことはないのですが)。 この問題はもう少し考えてみたいと思います。Q&Aにも記しません。 話をもどすと、子供の脳にまで血栓が達する、というくだりには、アメリカの医師の中にも、ただ生命の危機の恐怖に怯えているだけではなく、冷静な、客観的な視座を持ったかたがたもおられるのかな、と感心いたしました。やはりmRNAワクチンは、井上先生のおっしゃられているように「未知」なわけですね。何年もたってからの「副作用」ということを心配される医師の良心的な姿に感動しました。 前回のコメントで書き忘れていましたが、『ブラック・ジャック』に「獅子面病」という話があります。警視庁の刑事の息子がそういう病気にかかっていて、以前に藪医者にあたってかえって容態を悪化させられたので、ブラックジャックのようなモグリの医者が信用できないとその刑事は言い放つのだけれども、ブラックジャックは理由は分からないけれども、脳下垂体の部分切除によって、五分の三の確率でこの病気を治したことがあるといい、 「じゃあ、あなたがたはカケていないのかっ。あなたがたはいつも患者がなおると保障しているのですかっ。そんなの保障できるものは神しかいない。……われわれは神じゃない…人間なんだ!!…人間が人間のからだをなおすのは…カケるしかないでしょう………」 と語るのです。私は森鴎外に対して、高木兼寛が麦飯やパンを推奨した話に、このブラックジャックの姿を思い浮かべました。現実に、どうすれば患者を救う確率が高いか、医学は理論なのかも知れないけれども、実際にどうすれば手術を成功させ、病気を治癒することができるか、なのだという点で、このブラックジャックの言葉は的を射ているように感じられました。 ただ、これは「マスクをつけていればコロナは防げる」「コロナmRNAワクチンでコロナ感染を阻止できる」といった誤解にも繋がる考えかただとも思うのですが、それも「じゃあ、実際にそれをやってどうなった」という反論をすることは可能なので、「理論だけではなく現実を見る」ということは大切で、「事件は会議室ではなく現場で起こっている」「レインボーブリッジが封鎖されている」というような「事実」の方が優先されるべきなのだ、と思います。ブラックジャックが賭けているといった真意は、患者が全快した確率の高い「事実」の方が、副作用ばかりが高い、効いているのかも分からないワクチンで、病原体を治療するといった当てのない賭けよりも遥かに患者のことを考えているのだ、ということなのだ、という点で、その3人の医師が未知の長期の合併症を危懼する声明や、ヒポクラテスの誓いとの共通点があるように感じられました。 こんな感じです。医学のことはよく分からないのであまり突っ込んだことは言えませんが、アメリカにも良心的な医師がいるのだと感銘を受け、こうした意見がもっと広く世に取り入れられてゆかないと手遅れになるのでは、と思いました。 >>133 サトルさん 私からも、おかあさまのこと、お大事に、とつけ加えさせて下さい。やはりすべての元兇はコロナ騒動だ、と思いますが、運命を受け入れるのも大事なのかな。 先日、父のオンライン見舞いに行って来たのですが、顔だけアップに見えるだけでは見舞いとは言えないですね。それでも、もう90過ぎだけれども、この2ヶ月で老いた、と痛切に感じました。もうしゃべることはできず、うっすらと開けた目を閉じたり、顔を動かすだけしかできないのだけれども。
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感想のつづきですが、よしりん先生のおかしくされた腕は左腕でしたね。勘違いをしてしまい、すみませんでした。
泉美木蘭のトンデモ見聞録・第238回「3人の米医師からの声明~mRNAワクチンから子どもたちの未来を守れ」
子供のアンケートを見ていて、子供は現金だ、とか、大人の顔色を見て態度を選んでいるといった感想を抱きました。そういうことを踏まえた上で、少し冒険します。
私も「コロナ騒動」が終わることを願って、加えて皇位継承がつつがなくすむこと、立憲的改憲が実現すること、男女同権などを望んでこのコメント欄に記しているわけですが、やはりどこかで師範のかたがたに気に入られたい、という思いもあります。半分は門下生になれて、よしりん先生のために貢献したいという思いもあります。そう考えると、自分はどこまで純粋に政治問題や社会問題に向き合っているのか、好きなことをしてぼーとしていたいのが本音ではないか、という気もするのです。
とはいえ、「純粋」という言葉も危ない言葉で、『脱正義論』では純粋に薬害エイズ訴訟から組織に取り込まれてしまった学生たちの悲劇が描かれていたわけですから、でたらめであってはいけないとも思うけれども、ある程度、客観的に見ることも必要なのかとも思う。それで、その人の主張にある程度同意できるのなら、それでいい、と思うべきだ、とも。何だか批判的なことを記してしまいましたが、やはりこの時勢が変で、「常識」とか「普通」とかを自分に押しつけようとしている世間が、「常識外」・「緊急」のことをしている現状に、何か怒りのようなものを覚えるのは事実です。
先にも記しましたが、恐らく、かなづかい・漢字問題とか、尺貫法とか暦とかの話では、先生と意見の合わないところが出てくるような気がするのです。それこそ、「現実」を見ていない話で、「理論」だけの話題になりそうだから(というところまでは理解しています)。しかし、歴史の縦軸を見て行くと、それも(男系派とは違いますが)日本の伝統で、せめて時処位の段階での「併用」までだったら、橫軸の問題もクリアできて、不可能ではないような気もするのです(といいつつ、自分の身長や体重が尺貫法でいくらになるのか、換算したことはないのですが)。
この問題はもう少し考えてみたいと思います。Q&Aにも記しません。
話をもどすと、子供の脳にまで血栓が達する、というくだりには、アメリカの医師の中にも、ただ生命の危機の恐怖に怯えているだけではなく、冷静な、客観的な視座を持ったかたがたもおられるのかな、と感心いたしました。やはりmRNAワクチンは、井上先生のおっしゃられているように「未知」なわけですね。何年もたってからの「副作用」ということを心配される医師の良心的な姿に感動しました。
前回のコメントで書き忘れていましたが、『ブラック・ジャック』に「獅子面病」という話があります。警視庁の刑事の息子がそういう病気にかかっていて、以前に藪医者にあたってかえって容態を悪化させられたので、ブラックジャックのようなモグリの医者が信用できないとその刑事は言い放つのだけれども、ブラックジャックは理由は分からないけれども、脳下垂体の部分切除によって、五分の三の確率でこの病気を治したことがあるといい、
「じゃあ、あなたがたはカケていないのかっ。あなたがたはいつも患者がなおると保障しているのですかっ。そんなの保障できるものは神しかいない。……われわれは神じゃない…人間なんだ!!…人間が人間のからだをなおすのは…カケるしかないでしょう………」
と語るのです。私は森鴎外に対して、高木兼寛が麦飯やパンを推奨した話に、このブラックジャックの姿を思い浮かべました。現実に、どうすれば患者を救う確率が高いか、医学は理論なのかも知れないけれども、実際にどうすれば手術を成功させ、病気を治癒することができるか、なのだという点で、このブラックジャックの言葉は的を射ているように感じられました。
ただ、これは「マスクをつけていればコロナは防げる」「コロナmRNAワクチンでコロナ感染を阻止できる」といった誤解にも繋がる考えかただとも思うのですが、それも「じゃあ、実際にそれをやってどうなった」という反論をすることは可能なので、「理論だけではなく現実を見る」ということは大切で、「事件は会議室ではなく現場で起こっている」「レインボーブリッジが封鎖されている」というような「事実」の方が優先されるべきなのだ、と思います。ブラックジャックが賭けているといった真意は、患者が全快した確率の高い「事実」の方が、副作用ばかりが高い、効いているのかも分からないワクチンで、病原体を治療するといった当てのない賭けよりも遥かに患者のことを考えているのだ、ということなのだ、という点で、その3人の医師が未知の長期の合併症を危懼する声明や、ヒポクラテスの誓いとの共通点があるように感じられました。
こんな感じです。医学のことはよく分からないのであまり突っ込んだことは言えませんが、アメリカにも良心的な医師がいるのだと感銘を受け、こうした意見がもっと広く世に取り入れられてゆかないと手遅れになるのでは、と思いました。
>>133
サトルさん
私からも、おかあさまのこと、お大事に、とつけ加えさせて下さい。やはりすべての元兇はコロナ騒動だ、と思いますが、運命を受け入れるのも大事なのかな。
先日、父のオンライン見舞いに行って来たのですが、顔だけアップに見えるだけでは見舞いとは言えないですね。それでも、もう90過ぎだけれども、この2ヶ月で老いた、と痛切に感じました。もうしゃべることはできず、うっすらと開けた目を閉じたり、顔を動かすだけしかできないのだけれども。