今読んでいる「ガリバー旅行記」(角川文庫)より。

第4話フウイヌム国渡航記(いわゆる、ヤフーが出てくる話)より。

フウイヌム国王に答えてガリバー

「いったん専門分野を離れてしまうと(注……この場合は法律家ですが……)、この連中はわれわれの中でもきわだって無知なうえに愚かで、日常会話もまともに成り立たない。知識や学問にとっては害となるだけの存在で、職業が天性となってしまったのか、何について語るにしろ、人間としてあたりまえの理性を曲解する癖が直らないのだ、と」

「Yahoo！」が、この「ガリバー旅行記」のヤフーから来てるとか、「ラピュタ」も第3話ラピュタ、バルニバービ、ラグナグ、グラブダブドリブ、そして日本渡航記……から来てると言われてるが、辛辣すぎるくらい辛辣。
(子供向けが第1話で終わるのがよくわかる……そういう私も今回初めて読んだ。)

今の日本は、作者のJ・スウィフトもびっくりの国ですね。

男系は以前にも質問コーナーで書きましたが、酔って初見のタクドラに講釈たれてくるお客が何回かあり、尽く追い詰めましたが(車内は沈黙が(^_^;)……。)、今回の「反論」(そも反論なのかこれ？)目の当たりにすると、「酔って初見のタクドラに講釈たれてくる人物」のほうが、「まだまし」な気がして来ました(嗤)