希蝶 のコメント

〇 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第237回「製薬会社と論文とカネの話~ファイザー、“史上最大”の薬事犯罪」
 たとえは悪いのですが、アニメ会社の下請けを思い出しました。アニメーションも一つの制作会社で作成されるわけではなく、子会社・関連会社で原画とか動画とかを作成し、それらを総合するみたいなことを聞いたことがあります。日本のアニメーションの場合、韓国や台湾、中国にも発注することがあり、それでそれらの国のアニメ技術や文化も発展したという功績(?)もあるのですが、企業も巨大化すると、一つの会社内でものを製造することは不可能になるのでしょう。日本のほかの中小企業もそのおかげで存続しているわけですが、下町ロケットとかではないですが、日本のそういう企業の善良さに比較して、ファイザー社のいい加減さに呆れたというか、閉口しました。
 そのジャクソンさんがとても気の毒に感じられました。彼がもし不正直で、良心を持ち合わせていなければ、そのヴェンタヴィア社の社員としていつまでも勤務できたわけですよね。正直者がばかを見る、というのでしょうか?それで4兆円、国家予算規模にまでは届かないにしても、かなりの利益を世界中で一企業があげているわけだから、何と言って良いのか、分からないです。せめて、それだけのお金の一部でも慈善事業などに使えば、まだ(ほんの少しは)良心的かな、という気もするけれども。
 ガバペンチンについてもちょっと調べましたが、かなりやばい薬みたいで、自殺衝動におちいることがあるとか。癲癇って、そこまで怖い病気なのでしょうか?ファイザーはナイジェリアでもおなじようなことをしているという記録もあるみたいで、7500万ドルの賠償金を支払っているそうです。南北戦争時代あたりからの歴史のある企業だそうですが、歴史の積み重ねは、悪徳のそれとも同じなのかな、と思いました。

 こんなところです。薬学はよく知らないので、すみません。それでも参考になりました。

No.145 36ヶ月前

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