コロナ論４記念・特別公開放送を拝見しました。井上先生には本物の学者の風格がある。その主張は大胆かつ繊細、そして何より筋が通っているのが分かります。医学会のしがらみ、忖度、そういったものに囚われて本当のことが言えない状態があるのは困りますね。確かに、コロナ禍で比較的まともな発言をしている人を見回すと、世間から距離を置いた人が多い。であるが故にその影響も限定的に留まるという弱点はどうしてもある。この劣勢を覆すにはどうしたらいいか、これが課題ですね。

といってもいい案が思い浮かびませんね。素人が通説に反する発言するとお前は専門家じゃないだろと言われ、専門家がそうした発言をするとトンデモ扱いされる。結局、世間では多数派しか認められない。「何か」が起こってからじゃないと誰も反省しないのです。こうしてため息ばかりが増えていく毎日ですが、矛盾した政策が推進される以上は、どこかで転換点が訪れるでしょう。その時に備えて準備をしておくしかないのかもしれませんね。