>>84
　護国さま、返信ありがとうございます。私の>>79のコメントは護国さま個人に宛てたというより、全ての緊縮派に宛てたようなものです。ですので、護国さまのお名前を記すのを控えました。

　経済学は『正解のない学問』で、緊縮財政と積極財政のどちらが優れているかと優劣を競うものでもありません。しかし、我が国の場合、現時点に於いては積極財政に転じて活路を見出すより他ないと私は考えております。

　世間では「小泉・竹中路線」が今日の経済的混迷や低所得者層の生活困窮を招いたと思われており、実際その通りなのですが、源流を辿ると、中曾根内閣が『三公社五現業体制』を崩壊させたのがそもそもの失敗だったと思っております。
　経済的な混乱のみならず、『共同体』をも破壊してしまいました。象徴的なのが旧国鉄の分割民営化です。これが切っ掛けで我が国は一気に新自由主義路線へと突き進んでしまったように思います。

　12月の関東ゴー宣道場は『日本人の劣化』がテーマとなりましたが、私は35年前から既に劣化が始まっていたと感じております。