roku のコメント

話は、変わりますが、私はとうとうペシャワールの会に入りました。それは、アフガニスタン問題は、日本にとっても非常に重要な事案だと思うからです。もちろん、散々辛い歴史を歩んできた人々ですから、いい加減もう幸せに穏やかに暮らして頂きたいと思う気持ちは一番です。しかし、援助することは、山のようにあります。日本には、災害の後、苦しんでいる方々が沢山おられますし、国内だけでもどれを優先順位にすればよいのか、分からないほどです。人間の問題だけではなく、動物たちのことも気になります。世界を見渡すと知らないことも多いですが、あれもこれもと気になります。しかし、気づいたすべてを支援できるはずもなく、絞らなければなりません。大金持ちならよいのですが、小金持ちでさえありません。考えた末、アフガン支援を選びました。ペシャワールの会の会報で得る情報は、日本のマスコミのそれとは、まったく違っていました。これまでも、そうでしたが。タリバンの統治は、確かにまだ安定したものとは言えないようですが、アフガンにおいて、現在最も重要なのは、「女性の権利」とか「民主主義的価値観」を理解させることではなく、まず、「食う」ことです!!カブールは、日本で報じてられているほど、悲惨なものではなくて、バザールも再開され露天が並び賑わっていると説明されたジュース屋さんの写真とかがカラーで載っていました。ただ、干ばつの被害が大きくて、2000年の大干ばつ以降も干ばつは進行し、2021年は最悪の被害をもたらすと予測され、国際社会に支援を呼びかけているそうです。確かにタリバンは訴えていましたし、岸田総理もこの前、多額の支援金をアフガンに送ったと記憶しています。ここで、木蘭さんのように表が出せれば良いのですが、なかなかそれができないのが辛いとこ。近年最悪の被害をもたらした2018年で、人口3700万人につき、飢餓線上が830万人、餓死線上が330万人 2021年で人口4000万人につき、飢餓線上2000万人、餓死線上1400万人 と、なっています。このような状態が続くと、またアフガン民は、兵士になって生計を立てねばならず、「テロ組織の温床」となってしまうでしょう。  

No.56 37ヶ月前

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