護国 のコメント

以前に財務事務次官の文藝春秋の記事の一部を紹介しました(自分は「消費増税」には反対、バラマキ合戦をしているとの問題提起には同意)。件の寄稿には「一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移」“通称”「ワニのくち」と呼ばれるグラフがあり、これからの経済を論じるに非常に有益であるものと感じます。まず
「税収」は1990年を境に今日まで低迷、では「歳出」はというと1999年までは以前からの増加ペースは維持されています。2000年以降、歳出は明らかに横ばいで“緊縮財政”と呼べます。ただリーマンショックの09年に危機対応のためか歳出は大幅に増加、以降はそのラインを維持したままで横ばい(コロナの2020年に大幅に増加147兆円)。21年度は106兆円となっています。この全体像から読み取れる事は多々あり、結論も人それぞれかもしれない…自分は1990年まで歳出に比例していた税収が以降完全に横ばい(バブル崩壊の影響?)なのが日本の長期低迷を象徴していて深刻だと感じました。

No.108 30ヶ月前

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