高森先生へ 『「女性天皇」の成立』を読ませて頂きました。もう、何もかもに目が行き届いた素晴らしい著書でした。男系男子派の人達にこれ以上何を言うことがあろうか!という説得力でした。私も昔、Twitterで、男系男子の方とやりとりをしたとき、いつも「王朝が変わる」「y染色体~」「女性天皇は結婚できないからかわいそう」「過去、女系だったことはない」などと、散々言われました。どれも低レベルのように思いましたが、私は、ただただ女性天皇で、何がいけないの?女系で何が問題なの?常識で考えてちょっとかたよっているんじゃないの?と思うレベルで深い知識もなく言いよどんで困ったものでした。が、高森先生は、それら男系男子派が掲げる言説にすべて明快にお答えになり、これで、皇統問題は完結ですね。憲法からみた皇統問題、そして、具体的な皇室典範の改正案、など、余すことなく述べられています。私は、この憲法上の理屈がいつもパーなため苦手で、倉持さんのご説明の時もいつも四苦八苦しながら、理解しようと努めています。私にとっては、ごく当たり前のことを憲法というのはいちいち権利とかで細かくルールとして明文化するので、私の悪い癖の”めんどくさい病”を発症するのです。しかし、これは、民主主義の日本にとっては避けて通れないところだと理解はしています。 皇統問題、”天皇制”の進展に影を落としているのが、共産主義とともに、根深いのは、シナの男尊女卑だったということは、再確認しました。男尊女卑はシナからのものでしたね、そういえば。外国の影響が国の発展を促すのと同時に、このように深い負の部分を残してしまうことを忘れていました。乱れた世を平定するためにどうしても強い権力を正当化し組織化するために儒教をはじめとするシナの思想に頼らざる得なかった当時の日本の事情も分からないことはないのですが。カラゴコロは大宝律令の頃からですものね。それでも優れた女性天皇がご誕生されているわけですから、なかなか、しぶとくやまとごころを維持してきた訳なのですが、やはり、無理矢理開国を迫られていきなり世界の帝国主義のなかにさらされて、植民地化の危機に面したら、強い日本をアピールするために男系男子を謳わずにはおれなかったのでしょう。そこから、シナの男尊女卑はさらに深化し、もう伝統という名で隠されてしまうようになりましたが、そこを、高森先生は見事に暴いて下さいました。 女性尊重の大らかなやまとごころを現代日本に再認識させようとご努力下さって誠にありがとうございます。これ一冊にして、皇統問題を解決し、日本らしさを取り戻すことができる尊い書だと思います。執筆にあたり、さぞご苦労されたと思います。ありがとうございます。私もまだ一度しか読んでおりませんので、怪しいところは何度も読んで頭に入れたいと思っています。 ありがとうございます。このご本も安定的皇位継承問題解決のために世に広めなければなりません。
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高森先生へ
『「女性天皇」の成立』を読ませて頂きました。もう、何もかもに目が行き届いた素晴らしい著書でした。男系男子派の人達にこれ以上何を言うことがあろうか!という説得力でした。私も昔、Twitterで、男系男子の方とやりとりをしたとき、いつも「王朝が変わる」「y染色体~」「女性天皇は結婚できないからかわいそう」「過去、女系だったことはない」などと、散々言われました。どれも低レベルのように思いましたが、私は、ただただ女性天皇で、何がいけないの?女系で何が問題なの?常識で考えてちょっとかたよっているんじゃないの?と思うレベルで深い知識もなく言いよどんで困ったものでした。が、高森先生は、それら男系男子派が掲げる言説にすべて明快にお答えになり、これで、皇統問題は完結ですね。憲法からみた皇統問題、そして、具体的な皇室典範の改正案、など、余すことなく述べられています。私は、この憲法上の理屈がいつもパーなため苦手で、倉持さんのご説明の時もいつも四苦八苦しながら、理解しようと努めています。私にとっては、ごく当たり前のことを憲法というのはいちいち権利とかで細かくルールとして明文化するので、私の悪い癖の”めんどくさい病”を発症するのです。しかし、これは、民主主義の日本にとっては避けて通れないところだと理解はしています。
皇統問題、”天皇制”の進展に影を落としているのが、共産主義とともに、根深いのは、シナの男尊女卑だったということは、再確認しました。男尊女卑はシナからのものでしたね、そういえば。外国の影響が国の発展を促すのと同時に、このように深い負の部分を残してしまうことを忘れていました。乱れた世を平定するためにどうしても強い権力を正当化し組織化するために儒教をはじめとするシナの思想に頼らざる得なかった当時の日本の事情も分からないことはないのですが。カラゴコロは大宝律令の頃からですものね。それでも優れた女性天皇がご誕生されているわけですから、なかなか、しぶとくやまとごころを維持してきた訳なのですが、やはり、無理矢理開国を迫られていきなり世界の帝国主義のなかにさらされて、植民地化の危機に面したら、強い日本をアピールするために男系男子を謳わずにはおれなかったのでしょう。そこから、シナの男尊女卑はさらに深化し、もう伝統という名で隠されてしまうようになりましたが、そこを、高森先生は見事に暴いて下さいました。
女性尊重の大らかなやまとごころを現代日本に再認識させようとご努力下さって誠にありがとうございます。これ一冊にして、皇統問題を解決し、日本らしさを取り戻すことができる尊い書だと思います。執筆にあたり、さぞご苦労されたと思います。ありがとうございます。私もまだ一度しか読んでおりませんので、怪しいところは何度も読んで頭に入れたいと思っています。
ありがとうございます。このご本も安定的皇位継承問題解決のために世に広めなければなりません。