よしりん先生へ
中江兆民の『三酔人経論問答』についての短い解説を読みました。民主主義という制度が日本の政治のなかにどのように入り込んでいったのか、知りたいと思い、どの方の著書を読もうかと探しておりました。『日本の名著　近代の思想』中公新書　桑原武夫編　より、坂口安吾も紹介されていました。面白そうでしたが、難しいのでは、と思い躊躇、中村哲医師に多大な影響を与えた内村鑑三も載っていました。短い解説ながらも中村先生が、なぜキリスト教であり日本のために何かしたい　という使命感をもたれたのか、わずかながらに分かりました。よしりん先生に福田英子という女傑について、男尊女卑の日本の歴史と絡めて描いていただけたら楽しそうだなあ～と勝手な妄想を抱きました。
しかし、やはり、中江兆民から読んでみようかと思いました。私は、先生が『大東亜論』を描かれておられる時、伏せっており今だ読んではおりません。中江兆民が楽しそうな風貌で描かれておられますので、興味をもって、解説文を読んでみましたら、とても凄い方だったのだと知りました。果たして、読みこなせるか、わかりませんが、挑戦してみます。彼の主張した政策が私にはドンピシャリでしたので。「南海先生」でしたか…　それから、『大東亜論』読みます。