roku のコメント

リーダーの資質 について 考えました。

第一 やはり徳があること。他者を大切に思い、きちんと想いを察することができる能力。人とは多面的な生き物で、他者は自信の鏡になります。優しく接すれば、優しい面で接してくれ、意地悪く接すれば意地悪く返される。要は自分の心持ち次第で相手の良き面を引き出すこともできれば、悪しき一面を引き出すこともあるということです。大切に思う気持ちがあり、相手を理解しようと努めると大抵の場合心を開いてくれ信頼を得ることができます。故に、何かをしようとすると、自然に協力してくれるようになります。
第二 人を視る眼があること それぞれの人の性質をよく見極め、適所適材に人々を配置できる能力、単に善人、悪人で決めつけてしまわない。人は誰も良い面もあれば悪い面もある。そこを上手くひきだすこと。個性にあわせた場所にいれば、組織も良き組織となり、その個人も自分の長所を活かせるので幸福である。
また、相手をよく理解しようと務め、他者の話をよく聞くと自己の知見を広めることができる。所詮、人、ひとりが得られる知識はしれているのだから、それぞれの分野に特化した人の話を聞き、それなりに理解を深め、あとは、信頼にたる人物と見なせば任せてしまうのが楽でよい。全体的に上手くいっているのか監視することができる、総合知とはこのことでしょうか。

第一、第二の条件がそろうと、己の理念にあわせて戦略をたて、それぞれの分野に信頼の置ける人々を配置して任せて己は全体が上手くかみ合っているのか見ていれば良い。
ただし、その理念というのは、なるべく多くの人々を幸福にできるとする理念を考えるひとでなければいけません。
そこに リーダーには、徳がなければならない ゆえんです。 

それにしましてもゴー宣道場の皆さまのご活躍は凄いですね。このような良き民と良きリーダーがそろえば、日本も鬼に金棒です。良き民 とは、決して品行方正な と言う意味でなく、いろいろな人々の存在が、愛されても憎まれても、常識的なことも非常識と思われることもそれを非難する人も非難される人も、ともかく、訳の分からない人も、全てのタイプの人々が、存在できる"健全”な自由のある世の中にいる民がよいですね。やはり、全体主義というのは、一面的でつまらなくて、多種多様な雑多な世の中が豊かで人としての実存を感じることができるのではないか、おもしろいのではないか、と思います。

長々と失礼いたしました。
忽那医師と井上正康先生の公開討論が実現することを心より楽しみにしています。
よしりん先生、ヘルニア気をつけて下さいね。お願いいたします。

No.230 37ヶ月前

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