roku のコメント

さて、高森先生のブログを拝読し、改めまして眞子さまの一時金拒否が承認されてしまうことの重さを考えました。しかし、ここまで眞子さまを追い詰めてしまったことを国民として本当に申し訳なく思います。『昭和天皇論』についてまたまた述べたいと思います。(実はずっと読みたいと思いつつ友人に貸していて読めなかったのです。)3年ぶりに小室さんとお会いになるのだとか。。。どんなに待ち遠しいことでしょう。様々な点に於いて国民の不出来を心から申し訳なく思います。
『昭和天皇論』についてまたまた述べたいと思います。(実はずっと読みたいと思いつつ友人に貸していて読めなかったのです。
「あとがき」のなかで、なんとよしりん先生も「敗戦後遺症」という言葉を使っておられたのには驚きました。
昭和天皇は、共産主義による支配を何よりも恐れられたと先生は教えて下さっています。確かに現在の中国の所業をみるとよく分かります。天安門では飽き足らず経済発展を遂げて残虐極まりない人権蹂躙の数々、覇権の野望はますます強くなっているように思われます。昭和天皇は、敗戦後、日本から共産主義支配を免れるために様々な手段を講じられソ連との関係悪化で日本の協力がほしい米国の思惑を利用して日本を巧みに護られました。それが、まさか「GHQが野には放った」共産主義的イデオロギーがここまで日本精神を破壊し無力化させるとは、昭和天皇も想像されなかったことでしょう。
現在、中国の台頭によりまたしても共産主義の勢力が日本に襲いかかろうとしています。まるで、昭和天皇が苦悩された戦後の日本と同じ事態がやってきています。政治に関わる方々は是非『昭和天皇論』を参考にして頂きたい。
 政治家とはどうあるべきか。
 国民はどうあるべきか。
 日本はどうあるべきか。 
それらを考える良い書だと思います。無論、時代は違い様々な状況は違うのですから、そのまま当てはまることはできませんが、”日本がその正当性を失わずに生き残る日本人のあり方”を考える大きなヒントを与えてくれる書だと思います。
小林先生は言われます。
「天皇は国民の安寧を祈る責任はもちろん皇祖皇宗に対する責任というものがある。それは民族の『象徴』なのかもしれない」
「天皇は民を思い民は天皇を思う。それが日本の『国体』だった」
残念ながら、現在ほど昭和天皇が命がけで守られた真の国体の裁をなしていない時代はないでしょう。しかし、ふと考えますと、二千年以上続いてきた天皇と民との関係のなかで、このように病んだ状態になったのは、”ほんの76年”くらいにすぎないとも考えられます。
現在の日本人は昭和に入っても切腹をした日本人がいたことを知ってもいるのでしょうか。江戸時代の話ではありません。チョンマゲをしていた人達の専売特許ではありません。この新型コロナでおびえきった大多数の日本人が、切腹をした昭和の英雄達をどう思うのでしょうか。ちなみによしりん先生も高森先生、そして私も昭和生まれです。
私は今こそ、『昭和天皇論』を広く世に広め特に若い人々に読んで頂きたい。あいみょんが歌うセックスピストルズが全盛を風靡した時代に確かに誇りのために切腹を選ぶ、”生を貫くために”選ばざるえなかった日本人がいたことを知って頂きたい。そして、自分たちが確かにその子孫であるということを誇りにしてほしい。

No.228 31ヶ月前

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