非常に遅くなりましたが、今号の感想です。あんまり意識していなかったのですが、今日は休日だったんですよね。月曜休日は役に立つかもしれないけれども、何だか休日を満喫するという感じにはなりにくいです。以前の制度にもどすのは無理なのかな。 〇 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第228回「ワクチンパスポートは、悪魔の会員証」 資本主義は全体主義と結びついて独裁制へと繋がる危険性がある、という証明であるかのように感じました。 ワクチンパスポートは元を正せば製薬会社の利潤を満たすための政策であり、それによる権力の支配拡大、人民管理であるわけですが、実効性はまるでなく、ただ人間の健康を損ない、肝腎の(反ウイルス論者の)目的であるウイルス撲滅には至らない。それでも権力は暴力と結びついて、実効性のあるなしにかかわらず、管理策を推進しようとする。私たちが目を覚まさなければこのまま管理社会に埋没して、いつの間にか自由を失っていて、後の祭りだ、と言う事態になりかねない、そんな危険性を感じました。 具体的には、感染のひろがっていなかったモンゴルで、逆に感染(陽性)がひろがっていることが気の毒であり、なおかつワクチン信奉の皮肉であるように感じました。日本の場合もそうなのだろうけれども、中国のような巨大国家があったら、その顔を立ててワクチンを購入しないといけない。何とか清国がアヘン戦争直前でとったような、アヘン遺棄政策のようなことはできぬものか(もっとも、それを日本がやったら、アメリカと戦争になるか、誰かが暗殺でもされるのでしょうか)。スコットランドの件はイギリスから分離したいというナショナリズムなのだろうけれども、愚かだ、もっとうまいやり方があるだろう、としか言えないです。 やはり資本主義の行き過ぎは危険であり、本当に必要なもの、需要が少ないにしても緊急の場合に要るものをこそつくらなければいけないのではないか、ということも思いました。 以上ですが、ほかにつけ加えると、木蘭師範の体調がはやくよくなりますように。 〇 ゴーマニズム宣言・第434回「薬害エイズの教訓」 上述したこととも重なるのですが、資本主義の弊害を思いました。私のとある知人の意見では、これは世界的な人口削減計画で、日本はアメリカの属国であり、売国奴がいるから、ワクチン購入をとめることができない、そのようなことをしたら、政治家は暗殺されるという論理になるのですが、それもむべなるかな、というような気もしてきます。薬害エイズの場合も非加熱製剤がアメリカからのものだ、という理由もあるのでしょうか。ますますアヘン戦争と構図が似てきたような感じです。 それでも政治家は、自身の死を恐れずに、真に国民のことを考えるのなら、こんな茶番のような騒ぎを押さえ、効力のないワクチンなどたとえ購入したとしても遺棄することはできぬものでしょうか。文句を言われたら、「買ったものに対して、こちらがどういう処置をしようと自由だ」位のことは言えぬものでしょうか。私はそういう無駄な、気の狂ったことをするような政治家が現れて欲しい、と願う。もっと理想的なのは購入しないことなのだろうけれども。 歴史から学ぶとなると、上述のアヘン戦争のようなことも出てくるのだけれども、だったら、戦争にならぬような処置を考えるのも政治家の勤めではないか、と思います。それとも利権がある場合は、見せかけでも暴君になるのは不可能なのでしょうか。だったら、その利権を満たすようなふりをして、反面ではそれを崩潰させるように動く、それも政治家に必要なことで、少なくともマスコミや自称専門家の言いなりになることではない、むしろ、そういうやからを右往左往させる位の恐怖政治を行う(生類憐れみの令とか)、ただし賢い政治をしなければならない、というのは無理な注文で、かえって愚かな独裁制に繋がるのでしょうか。とすると、私たちが目覚めるのが一番いい道なのでしょう。世間体に縛られたり、パスポートに惑わされるようでは、とても遠い道であるように感じるのですが。 今回の騒動で感じることは、知事は選挙制ではなく、能力のある人を中央から派遣する形にした方が良いのかも知れないということでしょう。愚者が権力を握る可能性は同じなのかも知れないけれども。それこそ独裁制になるのかな。しかし、愚者が大衆に動かされ、自己の人気投票に走るようでは、その方がまだましかも知れない。権力者が勝手なことをする、という警戒心が生まれてくるから。以上です。 それでは次号を期待します。
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非常に遅くなりましたが、今号の感想です。あんまり意識していなかったのですが、今日は休日だったんですよね。月曜休日は役に立つかもしれないけれども、何だか休日を満喫するという感じにはなりにくいです。以前の制度にもどすのは無理なのかな。
〇 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第228回「ワクチンパスポートは、悪魔の会員証」
資本主義は全体主義と結びついて独裁制へと繋がる危険性がある、という証明であるかのように感じました。
ワクチンパスポートは元を正せば製薬会社の利潤を満たすための政策であり、それによる権力の支配拡大、人民管理であるわけですが、実効性はまるでなく、ただ人間の健康を損ない、肝腎の(反ウイルス論者の)目的であるウイルス撲滅には至らない。それでも権力は暴力と結びついて、実効性のあるなしにかかわらず、管理策を推進しようとする。私たちが目を覚まさなければこのまま管理社会に埋没して、いつの間にか自由を失っていて、後の祭りだ、と言う事態になりかねない、そんな危険性を感じました。
具体的には、感染のひろがっていなかったモンゴルで、逆に感染(陽性)がひろがっていることが気の毒であり、なおかつワクチン信奉の皮肉であるように感じました。日本の場合もそうなのだろうけれども、中国のような巨大国家があったら、その顔を立ててワクチンを購入しないといけない。何とか清国がアヘン戦争直前でとったような、アヘン遺棄政策のようなことはできぬものか(もっとも、それを日本がやったら、アメリカと戦争になるか、誰かが暗殺でもされるのでしょうか)。スコットランドの件はイギリスから分離したいというナショナリズムなのだろうけれども、愚かだ、もっとうまいやり方があるだろう、としか言えないです。
やはり資本主義の行き過ぎは危険であり、本当に必要なもの、需要が少ないにしても緊急の場合に要るものをこそつくらなければいけないのではないか、ということも思いました。
以上ですが、ほかにつけ加えると、木蘭師範の体調がはやくよくなりますように。
〇 ゴーマニズム宣言・第434回「薬害エイズの教訓」
上述したこととも重なるのですが、資本主義の弊害を思いました。私のとある知人の意見では、これは世界的な人口削減計画で、日本はアメリカの属国であり、売国奴がいるから、ワクチン購入をとめることができない、そのようなことをしたら、政治家は暗殺されるという論理になるのですが、それもむべなるかな、というような気もしてきます。薬害エイズの場合も非加熱製剤がアメリカからのものだ、という理由もあるのでしょうか。ますますアヘン戦争と構図が似てきたような感じです。
それでも政治家は、自身の死を恐れずに、真に国民のことを考えるのなら、こんな茶番のような騒ぎを押さえ、効力のないワクチンなどたとえ購入したとしても遺棄することはできぬものでしょうか。文句を言われたら、「買ったものに対して、こちらがどういう処置をしようと自由だ」位のことは言えぬものでしょうか。私はそういう無駄な、気の狂ったことをするような政治家が現れて欲しい、と願う。もっと理想的なのは購入しないことなのだろうけれども。
歴史から学ぶとなると、上述のアヘン戦争のようなことも出てくるのだけれども、だったら、戦争にならぬような処置を考えるのも政治家の勤めではないか、と思います。それとも利権がある場合は、見せかけでも暴君になるのは不可能なのでしょうか。だったら、その利権を満たすようなふりをして、反面ではそれを崩潰させるように動く、それも政治家に必要なことで、少なくともマスコミや自称専門家の言いなりになることではない、むしろ、そういうやからを右往左往させる位の恐怖政治を行う(生類憐れみの令とか)、ただし賢い政治をしなければならない、というのは無理な注文で、かえって愚かな独裁制に繋がるのでしょうか。とすると、私たちが目覚めるのが一番いい道なのでしょう。世間体に縛られたり、パスポートに惑わされるようでは、とても遠い道であるように感じるのですが。
今回の騒動で感じることは、知事は選挙制ではなく、能力のある人を中央から派遣する形にした方が良いのかも知れないということでしょう。愚者が権力を握る可能性は同じなのかも知れないけれども。それこそ独裁制になるのかな。しかし、愚者が大衆に動かされ、自己の人気投票に走るようでは、その方がまだましかも知れない。権力者が勝手なことをする、という警戒心が生まれてくるから。以上です。
それでは次号を期待します。