笹さんのお話にはいつも涙ぐみます。「生きるとは何か､死ぬとは何か、は、もっと人々の側にあったはず」本当にそうでしょうね。私も、同居していた祖父、祖母の死を経験しましたが、時間がたちすぎて少々恐ろしく感じるようになってきました。それは、私の老いた両親の死が刻々と迫ってきているのを日々感じているからかもしれません。自分のことは、いつでも、と、心構えはできているつもり（つもり）ですが、肉親のことは、なかなか心痛いものです。中川さんがカモを子どもに殺させればよい、と仰っていましたが、昔、私が子どもの頃、祖父が河原でニワトリをさばくのを興味深く見ていたのを覚えています。幼稚園の頃だったと思うのですが、ニワトリがかわいそうとか一切思わなくて、ただただ、へ～っと興味しんしんで見ていました。NZ出身のリーチマイケルが、TVで里帰りをしていたときに夕食はヤギにしようとヤギを解体して夕食に食べているのが放映されていましたが、そこでは、ヤギはただの食材でした。ただ、私も小学校中学年の頃か、飼っていた犬にドジョウを食べさせてやろうと思い、川で沢山とって、ボコボコになった鍋を火をつけた薪のうえにのせて、ドジョウをいれたら、ドジョウが「キュー」と鳴いたとき、初めてドジョウの立場になってとても後味の悪い思いをしたことを覚えています。やはり、核家族が多い現代は、ともに暮らす生き物の死を子ども達に経験させるのは、とても大事なように思います。それにしても、本当に今日の道場はいろいろな楽しい場面の連発で大笑いもしておりましたが、やはり、子どもたちがワクチンをうたれてしまうのだと思うと、やりきれなくて、ここでまた悲しくなっておりました。一刻も早くこの新コロ狂騒曲をおわらせなければならないと思いました。一刻も早く。