roku のコメント

TVで、タリバンに征圧されたアフガンの問題をとりあつかっていました。米国主導の政府だったとき、カブールの人々は、女性は社会にでて活躍し始め、文化、芸術、映画、ジャーナリズム、など、民主化【西欧化)が進み英語も話し始め、裕福な人々が主でした。しかし、タリバンが政権奪回をはたし、「いきなり」米国はアフガンから撤退しました。カブールで、民主化を謳歌した人々は、タリバン支配に恐怖し、混乱し、次々と国外脱出、民主化された人々は、もう、もとのアフガンのしきたりには戻れないと、苦しんでいました。潜んで命を奪われるかもしれない、助けて欲しいと切羽詰まった声で訴える人々が、何人か登場しました。
一方、タリバンというのは、「学生達」という意味で、アフガンの村人たちからなる人々だそうです。マドラサというパキスタンにある神学校でバリバリのイスラム教を学び、アフガンの貧しい家庭の子ども達や孤児たちが、沢山通い、旧タリバン政権の中核をになったらしいです。(これは、朝日よりの)

中村哲先生が、付き合っておられたのは村人達で、カブールの人達は特別で少し距離をおいて見ておられたように思います。例えばブルカを脱いだ女性達は、カブールなどの都市部だけだと仰っておられました。先生のお考えは、要するに「食えれ」ば、良い、食えれば村人たちも兵士になることもないし、もともとアフガンはほとんどが自給自足の国民なのだから田畑さえ戻れば、おのずと平和になるとお考えになり用水路を造られ緑化に力を入れられました。

No.235 36ヶ月前

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