ちなみに、水俣病の原因物質であるメチル水銀化合物生成メカニズムが解明されたのが1967年。1953年に死亡者が確認されてから実に14年後でした。コロナワクチンの副反応の機序が完全解明されるまで、あと何年かかり、またそれまでにどのくらいの人々が犠牲になり続けるのか。想像するだに恐ろしいことです。 最後に、次の引用を結びとしておきます。 <水俣病の最も厳しい教訓は、発生源と原因物質の確定をめぐる科学論争をたてに、各省庁の権限関係も障害となって、政治的・社会的に政府の政策決定まで12年もかかり、その間に汚染と被害が拡大し、さらに第二水俣病が発生したことである。 原因究明に対する原因企業の非協力や事実の隠蔽、さらに化学工業界、通産省などによる学界の権威をまきこんで企業・産業の防衛が行われたが、こうした一連の動きの中で国と地方の行政、政治、検察、マスコミがどのような役割を果たしたかが深刻に問われている。>
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小林よしのりチャンネル
(ID:19522841)
ちなみに、水俣病の原因物質であるメチル水銀化合物生成メカニズムが解明されたのが1967年。1953年に死亡者が確認されてから実に14年後でした。コロナワクチンの副反応の機序が完全解明されるまで、あと何年かかり、またそれまでにどのくらいの人々が犠牲になり続けるのか。想像するだに恐ろしいことです。
最後に、次の引用を結びとしておきます。
<水俣病の最も厳しい教訓は、発生源と原因物質の確定をめぐる科学論争をたてに、各省庁の権限関係も障害となって、政治的・社会的に政府の政策決定まで12年もかかり、その間に汚染と被害が拡大し、さらに第二水俣病が発生したことである。
原因究明に対する原因企業の非協力や事実の隠蔽、さらに化学工業界、通産省などによる学界の権威をまきこんで企業・産業の防衛が行われたが、こうした一連の動きの中で国と地方の行政、政治、検察、マスコミがどのような役割を果たしたかが深刻に問われている。>