最近は公害について改めて関心を持っています。今後に行われるであろう、コロナワクチン薬害の認定までの険しい道のりを思うと、暗澹たる気持ちになります。

水俣病は、スムーズに公害認定されたわけではない。有機水銀が原因であるとする熊本大学医学部研究班は、各界から陰に陽に妨害を受け続けた。通産省も水俣市も被告企業チッソを弁護、各省とも責任のなすり合いに終始した。御用学者とマスコミがスクラムを組み、日本医学会会長率いる「田宮委員会」が中立を装いながら有機水銀説を相対化していく。すべてが有耶無耶のまま、被害者たちは疲れ果て、やがて二束三文の見舞金を手に追求を諦めていく。そして、第二の水俣病が新潟で発生する・・・。

読むと怒りで目がチカチカしてきます。
http://nimd.env.go.jp/syakai/webversion/houkokushov3-1.html#chap320
環境省　国立水俣病総合研究センター