菅首相は確かに哀れなことになりましたね。原稿棒読みの木偶の坊みたいな人でしたが、無能な働き者である他の議員より、幾分かましだったかもしれない。それにしても、日本中の狂った猛反対の中、オリンピック・パラリンピックを決行したことは、特筆に値すると思います。レガシーは、それを残そうと思わなかった人間が、うっかりと残すものかもしれません。

巧言令色鮮し仁と言いますが、橋本徹はその典型でしょう。所詮世間には逆らえないのだから、その場その場で上手くやったやつが勝ち組だ、そうした大衆の小賢しいニヒリズムを最も上手く体現しているのが彼だと思います。

立憲なんたらが支持されないのは、まあ負け組の典型だからですね。共産党も貧乏臭い。大衆は、労せずして勝ち組にあやかりたいのです。ですから結局のところ、アメリカと経済界の支持を取り付ける自民党を支持するでしょう。そこまではいいとして（よくないが）、次の首相が誰かは重要ですね。石破氏にやってもらいたかったが、どうなのでしょう。