セイレイMM のコメント

「お客様(取引先・派遣先)から聞かれることもあるので、会社として従業員の新型コロナワクチン接種状況を把握したい。〇月〇日までに接種予定の方は、接種状況・予定の回答をお願いします。(接種は強制ではありません。)」
というメールが雇い主から送られてきました。
アンケートをとりたいと書かれていますが、回答方法は「返信メールで」とあり、また今後「月1回」ペースでこのやり取りを続けると、「接種の意思のない従業員」が特定される仕組みになっていると気づきました。

私は、「個人情報の取り扱われ方に不安があります。回答は任意ですか」と返し、同メールに「政府は任意接種と明言している」、「安全性が不確かな薬品であり、各従業員で判断が分かれる」という事も書き添えました。
「任意です」との答えが返ってきたものの、何が正解だったのか分かりません。ただ、回答期限がメールを受け取った翌日とされていたため、その日中に対応するしかありませんでした。
この対応により、雇い主に目をつけられたかもしれません。けれど、「接種予定」と回答していたら、後々「会社に嘘の報告をしましたね」などと言われかねず、「任意接種・個人情報・安全性が不確か」というワードで牽制をかける方法を選択しました。

この状況が気持ち悪くて仕方がありません。
職場では20代までが打ち始めていますが、皆接種後に発熱・倦怠感があり、上長が「無理せず休暇を取るように」と言ってまわっている始末です。また、食堂でも「旦那の同僚が接種の3日後に亡くなった」という話も聞こえてきます。

ルソーが唱えた「一般意思」に対する懸念点である、「個人の都合を全体の意思というラベルで偽装する」という事態が進行していると感じます。「結局、あなたの都合でしょ」という言葉は、社会における力関係(例えば、雇用者と従業員)にねじ伏せられようとしています。
これは暴力です。

No.534 40ヶ月前

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