希蝶 のコメント

 横から失礼します。オンライン授業について、自分も意見を記します。

 先日の倉持先生の放送で、人間のコミュニケーションの話が語られていましたが、肌で触れあわないと感じられないものはあるのではないのでしょうか。自分はあまり学校に良い思い出がなく、虐められた立場で、そのまま孤立していったというような学生生活でしたが、それでも、ほかの人と触れあう空気のようなものがないと、体感できないものはある、と思います。
 それで、恵まれた子は家庭教師を付けたい人、塾に通いたい人はそのようにすればいいわけだし、「社会性」は集団とのふれあいの中で形成される、ということです。私は個別指導塾でもアルバイトしたことがあるので、教育の機会均等という観点からはどうかと思いますが、それも、塾側で無料体験みたいな企画をやってみても良いのでは、と。塾講師を臨時で学校に招くようなこともしても良いと思う。

 過疎地の学校の場合も論議にあがっていましたが、それでも教師や保険の先生などとのふれあいもあると思いますし、学校へ通う、ということは子供にとって重労働ですが、その分、得るものも大きいでしょう。
 その上で、病気などの理由、あるいは虐めなどが原因で、学校へ通えない場合は、機材の貸し出しも含めて、オンラインをやればいいし、そういうサブ授業を受けたい人は、通信教育講座のつもりで履修する、というのでいいと思います。誰でも彼でもオンライン、は野生児を育てるだけです。

 病気などの場合でも、何らかの工夫をして学校の通わせる努力はしても良い、と思う。虐めで逃げるよりも、「孤立」してもいいから立ち向かう努力はないといけない、とも。自分の非を理解することも。それでも問題が解決しないのだったら、転校でもよい、と自分は思います(わたしは虐めをする人間は徹底的に弾圧すべきだ、と思いますけれども)。

 このコロナ騒動の場合でも異質なものを排除する、という風潮はあり、それが虐めや村八分に繋がっている、と言はずもがなのことを記しておきます。「人は人、自分は自分」で良いではないですか。ちょっと話が脱線しました。
 以上です。

No.490 40ヶ月前

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