この内容については、非常に鋭いとも思うが、やはり現在のようにネット社会のない時代の書物なので、そこが述べられていないので、かなり、取りこぼしの多いものだとも思うが、現代でも十分通用する部分もあるように思います。ラジオに関しては、かなりマスコミの勢力を考えたとき影響力は小さいものになったのでは、ないでしょうか。そして、ネット、デジタル環境が大きな勢力を持つようになりました。若者世代では軽くテレビより上回ってるかもしれませんね。そして①でいわれているような、「一方的な伝達」は解消され、しかし、匿名を使った人々によるさらに複雑な影響を社会に与えるようになったと思います。ネットの中は相当なカオス状態ですね。①の内容はテレビを主たる情報源としている人々には、かなり当てはまることでしょう。しかし、社会に住み着く人々は、情報選択の余地もでき、匿名を使って自分に信じる情報を拡散させることもでき、一見自由になったようにも思えますが、果たしてどうでしょうか。「自分の見たいものしか見ず、信じたいものしか信じず、その狭い範囲の知識を根拠にして、匿名を利用して無責任な情報が垂れ流されるようになりました。昨今のテレビは決して多種多様な情報を流してはいない。①②③で述べられているような特徴は、顕著です。新型コロナ、ワクチンの報道についてもまさにそうでしょう。⑤については、マスコミも匿名性を身につけた能動的となった大衆をどうとりこんでいくか、新しい局面を迎えているのではないのでしょうか。ただ、では、ネット民が真に能動的になったか?確かに、一庶民が実際には会えない人々にもの申すことが容易にできる世の中となりました。ネットがあればこそ、できることも増えました。ただ、それゆえに、多くの弊害もうみだしていますね。私などより皆さんの方がずっとお詳しいと思いますが。 これらは、確かに古いマスコミについて論じた文章でありますが、まさに真をついているところもあります。これを、読んで、視聴者なる側は(ネットをする側)は、マスコミに誤った方向に誘導される可能性があることを、そういう構造があることをしっかり意識してほしいと思います。安易に自分の「堕落」した部分をくすぐる報道がなされているときは、まずは、マスコミを社会の流れを疑ってみるべきです。自分が「主体的に」それらと向き合うことができているか、よく考えてマスコミと付き合うことをお勧めします。「まずは、疑え!」ですね。 ちょっと、時間がおしてきましたので、ここまでにいたします。新型コロナに対する様々な情報もマスコミのこのような体質を考慮に入れて考えられると随分違ってくるのではないでしょうか。
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小林よしのりチャンネル
(ID:90582757)
この内容については、非常に鋭いとも思うが、やはり現在のようにネット社会のない時代の書物なので、そこが述べられていないので、かなり、取りこぼしの多いものだとも思うが、現代でも十分通用する部分もあるように思います。ラジオに関しては、かなりマスコミの勢力を考えたとき影響力は小さいものになったのでは、ないでしょうか。そして、ネット、デジタル環境が大きな勢力を持つようになりました。若者世代では軽くテレビより上回ってるかもしれませんね。そして①でいわれているような、「一方的な伝達」は解消され、しかし、匿名を使った人々によるさらに複雑な影響を社会に与えるようになったと思います。ネットの中は相当なカオス状態ですね。①の内容はテレビを主たる情報源としている人々には、かなり当てはまることでしょう。しかし、社会に住み着く人々は、情報選択の余地もでき、匿名を使って自分に信じる情報を拡散させることもでき、一見自由になったようにも思えますが、果たしてどうでしょうか。「自分の見たいものしか見ず、信じたいものしか信じず、その狭い範囲の知識を根拠にして、匿名を利用して無責任な情報が垂れ流されるようになりました。昨今のテレビは決して多種多様な情報を流してはいない。①②③で述べられているような特徴は、顕著です。新型コロナ、ワクチンの報道についてもまさにそうでしょう。⑤については、マスコミも匿名性を身につけた能動的となった大衆をどうとりこんでいくか、新しい局面を迎えているのではないのでしょうか。ただ、では、ネット民が真に能動的になったか?確かに、一庶民が実際には会えない人々にもの申すことが容易にできる世の中となりました。ネットがあればこそ、できることも増えました。ただ、それゆえに、多くの弊害もうみだしていますね。私などより皆さんの方がずっとお詳しいと思いますが。
これらは、確かに古いマスコミについて論じた文章でありますが、まさに真をついているところもあります。これを、読んで、視聴者なる側は(ネットをする側)は、マスコミに誤った方向に誘導される可能性があることを、そういう構造があることをしっかり意識してほしいと思います。安易に自分の「堕落」した部分をくすぐる報道がなされているときは、まずは、マスコミを社会の流れを疑ってみるべきです。自分が「主体的に」それらと向き合うことができているか、よく考えてマスコミと付き合うことをお勧めします。「まずは、疑え!」ですね。
ちょっと、時間がおしてきましたので、ここまでにいたします。新型コロナに対する様々な情報もマスコミのこのような体質を考慮に入れて考えられると随分違ってくるのではないでしょうか。