再度、すみません。アフガニスタンについて。
昨夜？爆破があったそうですが、タリバン報道官は、「日本人の退避は望んでいない、また、アフガン人の退避も望んでいない、自分たちの国なのだから。安全は保障されている。8月31日までの退避期限は、米国側が決めたことであり、日本の国など、人道支援目的の人たちには留まってほしい。ただ、軍の駐留は望ましくない、だから、自衛隊は、駄目、我々は、友好的であるし、今後も良い外交関係でいたい。良好な関係でいるべきだ。信頼関係と協力は欠かせないだろう。」と述べています。実際、アフガン問題は複雑であるようで、中村先生も「アジアの問題の縮図」と述べられていました。実際、アフガンの歴史は、常に外国から侵略されたる連続で近代になると、英国、ソ連､米国と、常に戦う連続で現代のような、非常に不安定なタリバンという政権になってしまったのも仕方がないと思います。彼らは、もともと敬虔なイスラム教徒で、99％近い自給自足の民で、本来なら平穏に武装勢力にも加わらず暮らしていたはずの人々でしたのに。中村先生の彼らに向ける眼差しは、限りなく温かい。日本人に対するよりもよほど、希望を持って観てらっしゃったように私は思いました。タリバンにも数々の問題はありますが、私たち日本人は、いかがでしょうか。私たちは、以前にも言いましたように、国益のためにも親日のアフガニスタンを大切にしなければならないと考えています。このような言い方をしたら、中村先生に軽蔑されそうですが。好ましい人々だから､困っている人々だから､そして、日本人なのだから、僕は助けたかったんだ　と仰りそうですね。