護国 のコメント

熱海市の痛ましい土石流災害から一月が経ちました。今朝の新聞で亡くなられた方々の顔写真が掲載されていましたが、
これは地震や台風などの自然災害と同列に扱ってはいけないと思います。この惨禍をもたらした‘‘流出した土砂‘‘の大半(8割)は宅地開発などで排出され、運び込まれた‘‘盛り土‘‘だったのです。
そのずさんな経緯(計画以上の量が運び込まれた・行政の注意も無視し続けた)が明らかになるにつれて、これは人災だと確信するようになりましたが、その責任者、当事者への追求が殆ど見えない。NHKの時論公論で2回程、各局ワイドショーも1回位取り上げただけで、業者(責任者)の名前も出さない。不思議に思っていたら、週刊新潮(7月29日号)がはっきりと特集を組んでくれました。=「殺人盛り土」2人のワル「作った男の」未だ報じられない実名と顔=
「天野二三男・保守系同和団体神奈川県本部会長」なる人物で「新幹線ビルディング」(不動産管理会社)の役員でもあり、この会社は過去にも造成した土地で土砂崩れを引き起こした前科があり、市議会で追求された際も「同和系列の会社だから…」(議事録)と追求も立ち消えになったそうです。かなり‘‘いわくつき‘‘の存在であったことが窺えます。
しかし、これだけの大被害を引き起こしているのに何をマスコミは‘‘忖度‘‘する必要があるのでしょうか?
言わばあの‘‘ひき逃げ上級国民‘‘以上の犯罪者でしょうに‼週刊新潮の記事で盛り土を「作った男」らは地元民も「名を口にするのも憚られる」存在だったようで、だからこそ行政の注意も堂々と無視して土を捨て続けこの‘‘人災‘‘を引き起こしたのでしょう。この令和の御代にこのような不条理が許されていいのでしょうか?

No.299 40ヶ月前

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