ただし のコメント

 コロナ論3 第10章「マスクは全体主義の象徴」の感想です。

・ハンドルネーム:ただし
・年齢:55歳
・性別:男性
・職業:運送業

 パーソナリティーのお二人、こんばんは。
 コロナ論3第10章は、新型コロナへのマスク対策の有効性の低さ、低いどころか有害性の可能性すらあることへの懸念が、分かりやすく丁寧に、科学的に説明されていた章でした。
 そして、比較対象として最良のインフルエンザと対比させることで、今のマスク全体主義の矛盾を顕わにしていきます。

 新型コロナよりも強毒で被害も甚大だったインフルエンザの時でさえ、マスク着用は個人の自由で、罹ったら『運が悪かったね』で済んでいたのに、今の絶対に罹ってはいけない空気は、明らかに常軌を逸していますよね。
 そのインフルエンザを抑えてくれたのも、誰あろう新型コロナ君なのですし☆

 承認欲求の愉快犯の男に対しても、動機は否定しつつ、冤罪には与しない論理展開をされていた所は、流石でした。

 欄外を読んでいて思ったのですが、常識を持っているつもりで居ても、周りの空気感に流されやすく、常識よりも空気を選んでしまうのが、きっと多くの日本人です。
 作者には、それが無く、常に常識を持ち続け『違うものは違う』『おかしいものはおかしい』と、ず~~~っと言ってくれます。どんな偏見にも圧力にも負けず、惑わされず、常識を貫いてくれます。

 その軌跡と結晶が過去の諸々の作品であり、歴史的な世界規模の全体主義の中でも、それを貫いてくれるのが、「コロナ論シリーズ」なのだと改めて思いました。

 前章からの口覆わないマスクから始まり、最後は引きちぎって見せ、ここからしばらくはマスク芸を披露しなくなるのも、表題との繋がりを感じました。

No.208 41ヶ月前

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