昭和43号 のコメント

今週の『SPA!』やっと購入できました。
皆さんの投稿を読み、ひろゆきの記事がどれだけヒドいのかと思っていたら本当にヒドかったです。腹が立ったので皆さんに倣って3点ほど批判してみました。

まずはこの意見について。
「mRNAワクチンは、これまでに何十年と研究されていて長期的な副作用は認められていません。」
⇒ならば何故今まで実用化されなかったのか、と疑問に思うのが普通です。
「副作用が認められない」という言い方は、副作用がないと思わせるために専門家や知識人がよく使う詭弁です。

次はこれ。
「新型コロナワクチンだけではなく、ワクチンと呼ばれるものはすべて危険だと思い込んで(略)子どもに受けさせない親もいたりします。」
⇒今問題なのは新型の遺伝子ワクチンです。新型ワクチン否定派=ワクチン全否定派、と思わせるための論点ずらしの詭弁と思われます。

最後のこれが一番ヒドい。
「子どもがワクチンを接種しないことで、ウイルスの媒介者になり周りに迷惑をかける可能性もあります。新型コロナも(略)祖父母を感染させて死亡したら、その責任を負っていくことになります。」
⇒ワクチンを接種しても感染は防げないし、そもそも感染リスクが低い子供からの感染は稀だと考えられます。
新コロに限らず家庭内感染の結果、同居する高齢者が死亡するという今まで当たり前に起きていた事に一々責任を負う必要はありません。
ワクチンを打たないと殺人の罪を一生背負うことになるぞ、と言っているに等しく正に脅迫です。

社会生活の中で人間は、お互いに飛沫を浴びせ合い、病原体をうつし合いながら免疫力を高めるという原理原則を、ひろゆきや玉川徹はご存じないのでしょうか。

病気をうつす行為を犯罪とする根拠に、昭和27年の最高裁判決がよく挙げられます。ただこれは性病に関するもので、悪名高い「らい予防法」の成立時期のことでもあります。
新コロやインフルなどについては、感染源を法的に証明することは困難なようです。

ひろゆきが批判する「頭の悪い人」というのが、全てひろゆき自身に当てはまっているように思えて仕方ありません。

No.185 41ヶ月前

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