こんにちは。私は、思想・哲学で小林よしのり先生と竹田青嗣先生に影響を受けています。竹田青嗣先生のお弟子さんに当たる苫野一徳先生が、オンラインゼミをしていて、私はそこに参加しています。
先日、小林先生と東浩紀先生、三浦瑠麗先生の鼎談をオンラインゼミで投稿したところ、その内容に関して、苫野先生が、以下のようにコメントされていました。
　小林先生が言うように、コロナワクチンに懐疑的な内容の動画が、YouTubeで削除されている状況は危険であると話されていました。全体主義への危惧も話されていました。
　その他、印象に残ったことは、ワクチン肯定派にしろ、否定派にしろ、お互いの信念をぶつけ合うだけでは堂々巡りだろう、と。その信念のもとになっている欲望・関心の部分をあえて明示し合うことが、共通了解に至る道ではないか、と。これは竹田青嗣先生の、「欲望相関性の原理」という考えに基づくものですが…私たちは世界を自分の「欲望」や「関心」に応じて認識している、客観的な世界などない、という考えです。少なくとも私は周囲の人間と信念のぶつけ合いだけをするのはやめようと思いました。説明不足の文となり申し訳ありませんが、何かのご参考になれば、と思います。
参考文献・苫野一徳「はじめての哲学的思考」