まじしお のコメント

時間があったので『ワクチンデマ対策シンポジウム』を監視してみました。

結論から言うと「ひどい」の一言です。「ネットで出回る情報はデマだから信じないでね。政府当局・WHOの情報は正確で、ジャーナリストや学者・医師・企業の人たちと協力して、こんな取り組みをしているよ。信じてね!」と要約できてしまうくらい、とにかく内容が薄い!

河野大臣の挨拶から「『コロナワクチン打つと不妊になる』はデマ」とファイザー社の情報しか認めないかのような断言に始まり、続くジャーナリストの古田大輔も同様の発言。臨床データがどうのと言われても、中・長期的なリスクはわからないが?という疑問は拭えず。

学者の山口によるデマの分析では、「強固な反ワクチン勢力に対策の効果は薄い」くらいの記述を見かけて、よしりん先生を意識しているのかな?と少し笑ってしまった。しかし「強固な反ワクチン勢力」は相手にせず、コロナワクチン接種を迷っている層に働きかけていく提言から、なるほど議論を避ける訳だと妙に納得。

医師の忽那はある意味最もひどかった。「コロナワクチンは感染予防効果がある」と言っておきながら「接種しても感染する場合があって、重症化を防ぐ」と自分でデータを示しながら矛盾することを言っていたのは呆れた。「接種する意味ないじゃん!」と突っ込まれるとは考えなかったのか?

最後はグーグルを始めとした情報IT系企業の活動報告と、完全に政府協賛のプロパガンダにしか思えない構成でした。

とりあえずはっきりしたのは、コロナワクチンの副反応や効果への疑いに関して、政府が受けとめる気はなく全て「デマ」と断定する。「コロナワクチンは安全」という情報をジャーナリストや学者・医師と結託して「デマ」をつぶしていく体制を整えていく。の2点です。

全体主義礼賛の体制は、こうして築かれていくのだと強く感じた内容のシンポジウムでした。

報告は以上です。駄文・長文失礼致しました

No.92 41ヶ月前

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