セイレイMM のコメント

いわゆる「新型コロナ・ワクチン」の接種がこんな経過を辿るとは予想で
きず、完全に後手に回ってしまいました。また、少し書きます。


今年に入って、下記の本を(初めて)読みました。


大塚英志+東浩紀「リアルのゆくえ」講談社現代新書(2008年刊)


東氏ら1970年代生まれ以降の皮膚感覚として、共通の公共意識が持てなくな
ってきている。
どうせ分かり合えないのだから、無理に価値観のすり合わせはせずに、棲み
分けていけばいい。

東氏はそう言っているように、私には感じられました。
(私は1980年代生まれなので、この感じならば分かる。)

これは、他人の生き方は放っておく、という限りにおいて成り立ちます。
けれど、一方に「放っておく心の余裕」が無くなった途端、簡単に価値観の
押し付けが始まりました。

日頃から価値観のすり合わせをして来なかったがために、ここまでなら行動
を共にできる。ここからは、相手の生き方・在り方を侵害する事になる。そ
ういう押し引きが無いまま、闇雲に走ってしまったのが、この1年半だった
と思います。

結果、私などは同居する家族に対して、不快感をため込んでしまいました。
実際、幾度も爆発していますが、家族内でも「数の力」で潰しにかかって来
るので、「ワクチンの事は本人の意志だから」とだけ念を押して、ここから
は入って来るなという態度をとる事にしました。

相互不可侵の線を引かなければ、こちらの身の安全が脅かされる。
「お前が押し付けてくるなら、こちらも手加減はしない」という状態になる
と、これはホッブスではないけれど「万人の万人に対する闘争」に入ってし
まう。


保身を取りました。
今後、3回目の接種などをして、親が無事かは分かりません。
下の兄弟が接種して、ロシアンルーレットを当てるかもしれません。

この態度が罪なら、罪の意識は墓場まで持って行きます。
今は、この選択しか思いつきません。

どう考えても、政府が設定した状況下においては「打つか、打たないか」を
決めるタイミングにしか、自分の身を守るチャンスが無いと思います。
ここでの「選択の自由」を死守するほかありません。

No.198 40ヶ月前

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