ファイザーのワクチンは、その国内審議過程に法的問題がない(可能性が高い)以上、政治家や行政官の責任を問うのはさらに難しくなる。訴訟をするにしても長期間になり、相手は米国の大企業で金があり弁護は鉄壁、ワクチンで救われた命は失った命の何倍だとして世論が味方しない、そうしたことから「泣き寝入り」が容易に想定される。 何かあったら責任を問えるはずだと普通は考えますが、現実には高いハードルがあり、そう簡単には行かないでしょう。「結果予見性」を証明するのは、いつだって困難です。当時はまだ分からなかった=責任はないのロジックで大抵は逃げきれてしまうのです。これはマスコミのインフォデミックも同様でしょう。だから、今度は逃がさないように「彼らは当時それを知り得ることが出来た」証拠を提示し続けねばなりません。名指しで公的に批判し続けているゴー宣は、その威力があると思います。 また、薬害ではありませんが石綿や公害など、当初は「過剰に騒ぎすぎ・因果関係が認められない」と一蹴され、長期間経過してから問題が顕在化するケースがある。それに余りに頓着しない人が多くて辟易します。「今」問題を証明できないなら陰謀論確定というのは流石に雑な考え方だと思います。分からないものは分からないのだから注意して見守り、できうる限り、リスクを低減するという態度があっていいはずです。 もっとも、未知のウイルスだからという理屈で過剰にコロナを恐れた挙句、社会の混乱を招いているという「過剰なリスクヘッジ」の問題もある。子宮頸がんワクチンも実は安全だったという意見が有力になってきている。原則論でなく、事実を積み重ねて個別に判断していくしかないでしょうね。
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小林よしのりチャンネル
(ID:19522841)
ファイザーのワクチンは、その国内審議過程に法的問題がない(可能性が高い)以上、政治家や行政官の責任を問うのはさらに難しくなる。訴訟をするにしても長期間になり、相手は米国の大企業で金があり弁護は鉄壁、ワクチンで救われた命は失った命の何倍だとして世論が味方しない、そうしたことから「泣き寝入り」が容易に想定される。
何かあったら責任を問えるはずだと普通は考えますが、現実には高いハードルがあり、そう簡単には行かないでしょう。「結果予見性」を証明するのは、いつだって困難です。当時はまだ分からなかった=責任はないのロジックで大抵は逃げきれてしまうのです。これはマスコミのインフォデミックも同様でしょう。だから、今度は逃がさないように「彼らは当時それを知り得ることが出来た」証拠を提示し続けねばなりません。名指しで公的に批判し続けているゴー宣は、その威力があると思います。
また、薬害ではありませんが石綿や公害など、当初は「過剰に騒ぎすぎ・因果関係が認められない」と一蹴され、長期間経過してから問題が顕在化するケースがある。それに余りに頓着しない人が多くて辟易します。「今」問題を証明できないなら陰謀論確定というのは流石に雑な考え方だと思います。分からないものは分からないのだから注意して見守り、できうる限り、リスクを低減するという態度があっていいはずです。
もっとも、未知のウイルスだからという理屈で過剰にコロナを恐れた挙句、社会の混乱を招いているという「過剰なリスクヘッジ」の問題もある。子宮頸がんワクチンも実は安全だったという意見が有力になってきている。原則論でなく、事実を積み重ねて個別に判断していくしかないでしょうね。